ふっっと・・・忘ル◯◯◯ボウル

おれのお父さんとお母さんが必死に働いて、この日本が金持ちになって、この日本に、ふっとボウルの最王チャンピオンを招いて、南米と欧米か？どっちが本当に強いのか、を決める大会を開いて。

その大会が今、まさにまさか開催チュ！

金持ちの家にたまたま育ってしまった君に言うわ。
残念なことを、してしまったね、たまたまだけどね。

貧乏な家にたまたま生まれてしまった君に言うわ。
惜しかった、かもね。たまたまだけどね。

しょせん、日本だろ！？
ここでは、誰もが貴族だぜ！
ヤツらからしたら、たいした違いはない。

楽器はおろか、おとといから何も食ってない・・・
日記はおろか、あさってまでホントに食うあてない・・
そんなヤツらの前で、俺たち何もしないなら、思いきり心から笑うしかないよな！


もしも、ありえないけど、もしか、この地球上に本物の革命が起こったとしたら、俺たち全員縛り首か、銃殺か、殴りゴロしか、平井堅に豪華ンされるかだぜ。

浦和レッズのオノは、俺の故郷沼津の貧乏団地（って言ってもみんなあそこに当たり前に住んでたんだ）、今沢団地でオバちゃんの自転車を避けながら、ドリブルしてたんだ。って。
あの柔らかなボウルタッチで。

そいつのことを甘ちゃんだって攻めるヤツがいて。
それもホントなんだろ。
オノが清水エスパルスに移籍するかも？って喜ぶ俺がいて。

世界一安心なこの国で、

金が動く話を、「あ～っ～そうなんだ。」なんて。

でも、それだけじゃあ済まないんだよ！

どうか。今夜。吠えますように。