goo blog サービス終了のお知らせ 

髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「ポパイの英語遊び」 レビュー (ファミコン)

2019-05-24 21:00:58 | ファミコンレビュー
アメリカのアニメ化もされたマンガ「ポパイ」のファミコン版
サイドビュー画面固定型アクション
開発も発売も任天堂
1983年11月22日発売

あらすじは
特になし

特徴

「WORD PUZZLE A」
「WORD PUZZLE B」
「WORD CATCHER」

の3種のモードがある。




・「WORD PUZZLE」の2つについて

 まず、出題ジャンルを選択する。

 「動物」「国名」「食べ物」
 「スポーツ」「科学」「その他」の6種類。

 ジャンルを選ぶとゲーム開始となり
 『オリーブ』から単語を指定され
 2段に渡ってアルファベットが並んでいるので
 『ポパイ』を移動させAボタンを押すと指定される。


 モードの違いをここで説明しておくと
 「WORD PUZZLE A」は正解の単語名が表示されるが
 「WORD PUZZLE B」は文字数のみが表示され、正解を推測しなければならない。
  ジャンルセレクトしているので完全にノーヒントというわけではない


 英単語のアルファベットの単語の文字被りは
 一括で指定される。
 例えば

 「POPOLO」だとしよう。

 すると、問題が

 「××××××」

 で、『P』を一つ指定する事で

 「P×P×××」

 一気にPが2文字埋まるという訳だ。
 それにより、単語自体を忘れていても推測したり
 適当にアルファベットを入力する事で正解を導く事も出来る。

 ミスは1問につき9回までOK。
 10回ミスするとその問題は終了。
 

 全10問で
 8000点越えすると
 『ポパイ』と『オリーブ』がハートに囲まれ結ばれる演出がされるが

 5000点以上8000点未満だと
 ハートを『ブルート』に壊されてしまう。

 5000点未満だと
 『オリーブ』を『ブルート』に奪われる。



「WORD CATCHER」モードは2人対戦となる。

 1コンで『ポパイ』
 2コンで『ブルート』

 を操作する。
 英単語を指定され、上部から『オリーブ』がアルファベットを落としてくる。
 指定した英単語を1文字ずつ集め、文字を完成させる。
 この時、アルファベットの取得順序もちゃんとしていなければならず

 例えば正解が

 「HIGE」

 であるのなら

 『H』→『I』→『G』→『E』

 の順に集めなければならないのだ。
 だから

 『H』→『I』→『E』の順に取ると

 最初から取り直しとなる。
 2人対戦で先に単語を5個完成させたら勝ちとなる。

各モード共、1回戦のみで
それが終わるとタイトル画面に戻される。


点数は40点

良い点
・教育的


悪い点
・平和


良い点の解説
・教育的
 英単語を推測しながら学べるというのはなかなか楽しい。
 全く分からない場合は 主に母音が重要だわな。

 「A」「E」「I」「O」「U」

 これらを当てはめ、比較的英単語で使うアルファベットを埋めてから
 何が入るのか考える。
 

悪い点の解説

・平和
 争いがなく平和なのはいい事なんだけどね。
 ゲームで平和なのは何というか…
 せめて2人対戦の「WORD CATCHER」モードでは
 『ポパイ』と『ブルート』の殴りあいをしたかった所だわなぁ。
 『オリーブ』が降らせるアルファベットがそっちのけになるぐらいの(笑)






ゲーム的には母音を当てはめたら
比較的単語で使うような文字は

「H」「M」「N」「R」「S」「T」

辺りを入れてみるって感じかねぇ…
「Q」や「X」を真っ先に行くつわものはいないだろうけど(笑)


それにしても『スウィーピー』の扱いに泣きそうになった!
「WORD PUZZLE」モードで
『スウィーピー』は籠に入れられリフトに乗せられている。
1ミスと同時に
『ブルート』が『ボクシングボール』を殴る事で籠が1段階移動する。
10回移動する事でリフトのレールががなくなるような状態である。

一度試しにみておこうと態と間違える。

髭人「赤ん坊の転落シーンを見る事になるのか…」

少々心を痛めていた。
しかし!
10回間違えるた時すかさず『ポパイ』が『スウィーピー』の真下に移動し
落下しても見事、キャッチしたのでした。

少ない容量でそういった配慮をするのはスタッフの優しさを見た気がするわ。

「容量少ないんだからしゃーないだろ」

とばかりに原作ありのゲームなのに根本設定を無視して
メチャクチャにするのは多く見られた時代だというのに…

やはりというかその容量を取られたというか
「ポパイ」の代名詞と言えば『ホウレンソウ』が出てこないんだよなぁ…
心情的にはちと寂しい。



ネタバレはなし


最新の画像もっと見る

コメントを投稿