髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「機動戦士ガンダム展」に行く。 by 髭人

2015-08-17 21:00:04 | ガンダム系統
「六本木ヒルズ」で
「2015年7月18日~9月27日」まで行われている
「機動戦ガンダム展」に行って参りました!!


大江戸線の「六本木」で降りたんだけど階段に書いてある地上まで「40m」の文字



髭人「ガンダム2機分(頭長高18m)か…いやパーフェクトジオングぐらいか?(頭長高39m)」

なんて思いながら自分のガンダム気分を高める。


流石は六本木ヒルズ。催しは1つって訳ではなく「ドラえもん」やら「桃色クローバーZ(だっけ?)」のものがあって
「ガンダム展」探すのに苦労したよ。
斜めの柱に「ガンダム」「シャア専用ザクⅡ」「ザクⅡ」「グフ」の4種描かれていた。
「ガンダム」の後ろに「シャアザク」。「ザクⅡ」の後ろに「グフ」と言った感じ

     

※白い部分は他人が写ってしまっているので削りました。





↑見上げるとこんなの




中に入り当日券を購入(一般は2000円)



↑先に進む

エレベータで52Fへ…
速い。気圧差で少し耳がキンとなる。
エレベータが開きまず目の前に現れたのが無数のプラモ。
夥しい程の連邦&ジオンのプラモを飾ったもの。(1000機という話)
連邦は「ジム」メイン。ジオンは「ザク」が多めで「ドム」や「ゲルググ」が混じる。
あまりに多いので遠目で見ると

虫の大群か?

と思える(笑)




↑連邦のみ、反対にはジオンがいる。(ガラスの向こう側がレストランなので無関係の客が写ってしまうのを避ける為、全貌を撮れなかった…無念…)




↑近くによると左がジオン。右が連邦
宇宙空間(ア・バオア・クー?)を意識しているようでグフはいない。
ただその中でガンキャノンやガンタンクはいなかった気がする。(全機体確認したわけではない)



↑中心部はシャアザクとガンダム(ア・バオア・クーを意識しているのならシャアザクよりジオングだろうけど…)


入口に来る。入口直後のシアターで入場人数を調整しているようである。



↑入口。

5分ぐらい待たされた。
中に入ると壁に書かれた名言のオンパレード!

「認めたくないものだな。若さゆえの過ちという物を」
「ミハル。俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさないためにもジオンを叩く。徹底的にな」
「アムロ行きます」
「敢えて言おうカスであると」

などなど…
シアター直前でブライトさん(CVは「成田剣」氏)からシアターについての注意点を聞かされる。

シアターの内容は「大気圏突入」
10m四方の部屋に入る。そこは「ホワイトベース」のブリッジという設定で
そこから見えるムービーを見る事となる。前には操舵の「ミライ」右側にはオペレーターの「セイラ」がいる。(「セイラ」はライブラリ出演のようで「井上 遙」氏)


出て来る機体はCGで「アムロ」の「ガンダム」が出撃し
「ザク」を破壊し、後から出て来る「シャアザク」との戦闘。
やはり人に見せているという設定なのでブリッジに「シャアザク」が取りついてくるが破壊には至らず

「はよ攻撃せんかい!」
もしくは
「お前はケツ顎シャアのガンダムゲーか!」

って思った。
それもあるが事あるごとにこちらに振り返る「ガンダム」も何だかな~って思う。
大気圏に突入し、ガウ攻撃空母が現れる所で「哀戦士」が流れ始め
それから劇場版のダイジェストが始まって終わる。

直後に、音声ガイドの貸出所がある。
有料。各520円
「白」「赤」「黄」の3種。
「白」と「赤」は誰の声なのか想像がつくだろう。

「白」は「アムロ・レイ」役の「古谷 徹」氏
「赤」は「シャア・アズナブル」役の「池田 秀一」氏

では、黄色は誰なのか?
「黄」は「ミライ・ヤシマ」役の「白石 冬美」氏




パンフレットを取る。
全ガンダムの大まかなあらすじが書かれております。

まず設定画や原画があるエリアに…
キャラの初期設定画は「ガンダム者」って10年前に出ていた本に載っているのと同じだったのでそれほど感激はしなかった。
ただそこのエリア、絵コンテを壁紙として利用していて

「あのシーンか!」

ってのを実感していた。
絵コンテの本で「ラストシューティング」の場面は

「おお!」

って思った。

次のエリアは「大河原邦夫」氏「安彦義和」氏「中村光毅」氏が手がけたポスターなどが展示してあった。
見た事あるのもあり、初めて見るのもあり、見入っていた。

その次はセル画が展示してあった。髭人はセル画については無知であるが
何枚も重ねる事もあるんだねぇ~。アムロがデニムのザクを串刺しにする所。
ガンダムとザクの1枚と火花とビームサーベルだけの1枚とを2枚組み合わせることにより表現していたのだと知った。

その次は背景などが展示されていた。
「サイド7」から始まり、「ルナツー」「ニューヤーク」という形で劇中の流れ同じ感じで展開していく。
「マ・クベ」の部屋とか「ミハル」の家とか

「分かるヤツいるのかよ!」

ってのを思っていた。
お次は原画などが展示してあって一部ではその部分のアニメを放送して比較していた。
「フラウ・ボウ」や「カツ」「レツ」「キッカ」のお風呂シーンが出ていた。
今じゃ「キッカ」部分は放送出来んわな(笑)

にしてもミスがあるのを見つけた。
展示物は1つのシーン毎に1まとめにされているのだが

チベが出ていて、笑う「ララァ」がいたり
壁には
「全滅!?12機のリックドムが3分もたたずにか?」
と、書かれている。だが、そこに「ドレン」の原画があるんだよね。
それは「強行突破作戦(キャメルパトロール艦隊)」だっての…

「機動戦士ガンダム ~めぐりあい宇宙~」OP(PS2)


「3分もたたずにか」は「コンスコン」の台詞ですがな。

「機動戦士ガンダム ~Perfect One Year War~」ムービー(PS1) (54秒当たりの人、12機のリックドムの台詞ないけど…)

ファンに気付かせるようにわざと間違えてあったのかもしれませんがね。
って、ファースト好きでガンダム展に行った人なら分かって当然の楽々問題なんでしょう。

サイド7の1/30000のものがあった。
出来ればガンダムやホワイトベースも再現してほしかったところだけど

その次は撮影可能エリア。
ただ、静止画のみで動画は撮影不可。
まず、そのエリアでお目見えするのは「プラチナガンダム」&「ゴールドガンダム」
実物だけではなく反射しているのもまた美しい。



後は、劇中登場機体のラフの絵や色を塗ってあるのもある。
こんなのでたっけ?
っていうマニアックなクイズでもありますわな。



↑壁一面こんな感じ



近くで見るとこんなのがズラッと並んでいる。
この「ディッシュ」がどこで出て来たか分かったら立派なガンダムマニアではないだろうか?










↑色付きのMS





↑破損したガンダムの頭部1/2ぐらいなんかな?目が光ります。&その近くにある台詞
(別に劇中、頭部は切り取られた訳じゃないんだけどね)


その周辺にあるのがジオラマって奴ですか?
透明な特殊なパネルが張ってあるので面白い反射の仕方をしています。



↑グフ&トリプルドム



↑ジオン水中部と機動ビグザム



↑光る宇宙



↑ラストシューティング


色々と台詞があるが最後は↓



そこを越えると再び撮影禁止エリアに戻る。
次の場所は「ガンダム Gのレコンギスタ」のMS&MA設定画のコーナー。
全部見たけど

「こんな武装あったん?」

などというのもチラホラ(苦笑)
ただ、カッコイイね。

鉄血のオルフェイズの主役機体の1/10ぐらいの模型があった。
一応見ます。

スクリーンには
「ガンダムTHE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」
の宣伝が映されていた。
その脇に、ちゃっかりGレコのキャピタルタワーの模型。
気付かなかった方もいるかもしれない。
というか何でそこに置く?Gレコの扱いを示唆しているのかもしれんなぁ…(しみじみ)


それが展示物の最後。
そこから先は売店。

「ガンダム展オリジナルプラモ」「ガンダム展の展示物の書籍」
「扇子」「タオル」「マグカップ」「皿」などのグッズ。
面白いのでは「ガンダムの1/60ビームサーベルのポッキー」かな。

それで「機動戦士ガンダム展」はおしまい。


会場出口に貼られていたポスターに書かれていたのは1/1のガンダムを動かそうというプロジェクトが始動しているのだそうだ。
始動と言っても既に各地を巡っている1/1の改造するというのではなく新たに作り直すというもの。
ただ、まだ製作はされておらず、アイデアなどを各所で集めているのだそうだ。
そりゃそうだわな。作るのにうん億かかるような物だから年単位で考えなければならない。
そもそもまだ企画段階であり製作が開始されるかどうかすら今の所、決定ではない。
ここは重要である。




さて…この「機動戦士ガンダム展」

不満点やまとめを言っておこう。

まず不満を言えば最初のムービーの「大気圏突入」はイマイチ。
大気圏突入という緊迫感あふれる戦闘をしなければならないはずだ。
態々、振り向くなんて余裕を見せている場合ではない。

入場の制限をかける為というのであれば
「ギレンの演説」を2本、やったほうがいい。
髭人なら間違いなく

「ジークジオン!!」


つって咆哮していたわ(苦笑)

後、折角、壁に台詞を書いているのだから
所々でそのセリフを発するような仕掛けがあっても良かった気がするなぁ…
ライブラリの物でいいのだから…
至る所に足跡があって踏むと、声を発するみたいな…
他の閲覧者がうるさいと思うから却下かなぁ?


次に不満と言うか不可解だった点を言えば
音声ガイド黄色の「ミライ」さん…

何でやねん!

「スレッガー」に「ホワイトベースのおっかさん」呼ばわりされていたけどさ…
もっと適任いたんじゃないのか?

色キャラで考えると「青」「黒」はダメである。
というか、「青い巨星」の「ランバ・ラル」役の「広瀬 正志」氏は「ビルドファイターズトライ」の時から療養中で今の所、仕事復帰されてないという事だし
「黒い三連星」のリーダー「ガイア」役の「徳丸 完」氏は亡くなられているもんなぁ…

というか有名どころ声優さんでは
「ブライト・ノア」役の「鈴置 洋孝」氏
「セイラ・マス」役の「井上 遥」氏
「ドズル・ザビ」役の「郷里 大輔」氏
「マ・クベ」役の「塩沢 兼人」氏

そして、「ナレーション」の「永井 一郎」氏もか…

本放送もう35年前だもんな…
致し方あるまい。

「ミライ」さんを起用するぐらいならば妥当なのは「ギレン・ザビ」の「銀河 万丈」氏だと思うのだがなぁ…
都合がつかなかったのかなぁ?


GレコのMSの設定画なんて展示してあったのに肝心のGレコのプラモが…

ない!!


Gレコのプラモは売れてないって話なのに何でこういう時に売ろうって事にはならんのだろうか?
折角だからビシバシ売ればいいのになぁ…



んで、「機動戦士ガンダム展」をまとめるとなると…
展示物の90%以上が「機動戦士ガンダム」なので

「『ファーストガンダム』が好きで原画などを見たい」

って人になら2000円かけて見に行く価値がある。
ドケチ髭人としてはお値段相応の価値だった。
出来れば映画かテレビ版かの「機動戦士ガンダム」を見ると感動が更に高まるんじゃなかろうか。
もしくは行ってから見るか…
だから

「『ガンダム』ファンを名乗りたいのなら必ず行け!他シリーズが好きなヤツでも行くべき価値があるぞ」

とは言えない。(コレ重要!!)

飽くまで『ファーストガンダム』好きって所だ。



↑最初の見出し画像の拡大版
やっぱラストシューティング…いいねぇ~。


行こうかどうか迷われている方がいるのなら少しでもこのブログ記事が参考になれば幸いである。


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2 コメント

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敢えて言おうカスであると (グフ)
2015-08-18 12:56:51
>入場の制限をかける為というのであれば
>「ギレンの演説」を2本、やったほうがいい。

https://www.youtube.com/watch?v=KPExFDvQ7_E
ギレン「敢えて言おうカスであると」

・・・こんな感じっすか。
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坊やだからさ (髭人)
2015-08-21 10:43:57
グフ殿
お久しぶりです。

そうですね。
後「ガルマ国葬」の奴も

https://www.youtube.com/watch?v=MDureRVPHek


これは「ギレンの野望」の奴の為短め。

「諸君らが愛してくれたガルマ・ザビ死んだ!何故だ!」

の所でみんな、タイトルを呟いたことでしょうね(笑)
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