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「チョップリフター」 レビュー (ファミコンソフト)

2012-06-26 18:29:38 | ファミコンレビュー
・ジャレコのシューティング
・1986年6月26日発売

お話というか設定だな。
ヘリコプター「ホークZ」を操作して、地上や会場にあるバンゲリング帝国の収容所を破壊し
そこから出てくる捕虜たちを救助し、味方基地に送り届けるのが使命。

「『バンゲリング』つったら?ハドソンの『バンゲリングベイ』だろう。なのに、ジャレコ?」

と、思われる方もいるかもしれない。
元々アメリカのブローダーバンド社から発売されたシューティングであるため、
メーカーが異なるのは大人の事情ではないでしょうかね。
「ロードランナー」、「バンゲリングベイ」、そしてこの「チョップリフター」で
「バンゲリング帝国三部作」という扱いらしい。

一言で言うなれば

「『うちに帰るまでが遠足です』を体現したゲーム」


点数は50点

良い点
・破壊ではなく救助が目的というのが珍しい。

悪い点
・ヘリコプターということでやや慣性がキツイ。
・全4ステージで少ない。

良い点の解説
・破壊ではなく救助が目的というのが珍しい。
このゲームは20人以上の捕虜を味方基地に送り続けるとステージクリアというルールがある。

ステージ上にある施設を破壊すると、捕虜が出てくる。
それを救助して、基地まで送らなければならないのだが
ヘリには収容人数が決められており、何度か周回しなければならない。
当然、捕虜をヘリに乗せた状態で敵に落とされればその捕虜は全員死亡という扱いとなる。
だから、帰るまで気が抜けないゲームなのだ。
というか、基地に戻ると捕虜が1人1人基地に入っていくのだが捕虜が降りているときも攻撃を受けるステージもあるので
気が抜く暇はない。

悪い点
・ヘリコプターということでやや慣性がキツイ。
慣性というよりは癖があるという所か。
対空砲はかなり速いので後退をかけようとすると大抵間に合わない。
それを見越した動きをすれば問題はない。

・全4ステージで少ない。
昔のソフトとはいえちょっと物足りなさを感じる。


タイミングよく「6月26日」に発売って事でコレをレビューすることにした。1986年の作品。
26年前・・・もう四半世紀も前のゲームかよぉ~。俺も歳を取ったもんだぜ。

子供の頃、当時の感覚で奇跡的に4面に行った。ただ、クリアは出来なかった。
暫くプレイしないでいるとこのソフト自体が無くなってしまった。
それで、中古本屋に行くと丁度安く売っていたので買ってクリアしたわけだ。
4面なのでサクッとクリアした。
如何に子供の頃はプレイが雑だったと痛感させられるわ。
よく見て、敵の動きを考えれば自ずと道が開けるのに無考えで突撃していた訳だ。

そうそう。このゲームは

「ハッハッハ!見ろ!人がゴミのようだ!」

が実際にできるゲームである。
出てきた捕虜は手を振って助けを求めるのだがヘリで踏み殺すことが出来る。
あまり殺すと、ペナルティとして最初からやり直しとなってしまうが・・・
でも、1~2人は踏み殺してもクリア出来る。(いやいや人道的にいえばダメだろう)


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