髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

ネタ>ファミコン愛

2024-06-07 21:00:58 | Weblog(髭人のしょーもない日記)
任天堂が「ファミコン国民投票」と言って
1つのお題を出してそれを集計して1~20位までを発表している。

ファミコン国民投票

で、第46回が
「『RPG』と言えば」で

1位:「ドラゴンクエスト」
2位:「ドラゴンクエストIII」

ここまでは分かる。

3位:『頭脳戦艦ガル』

少しおいて

10位:「キングスナイト」

「シューティング」じゃねぇかと
一応、これらの当時の発売元が「RPG」というジャンルで売り出したので決して間違いではないが
一般的には「シューティング」という認識である。
総投票数は明らかにされてないが「ガル」の得票率は8.7%、「キングスナイト」は1.4%だそうだ。

見ていて悲しくなったわ。
ああ…
投票する人の10%はファミコン愛よりもネタの方を優先するのかと
そもそも愛なんてないのかもしれないね。話題にさえなればという認識だけで

ちなみに髭人は投票してない。
一度投票しようと思ったらサイトの登録が必須なので「面倒だな」というのが理由であるが
国民投票なんて大々的に言う割に投票者を選んでいるのかよと。
勿論、誰でも簡単に投票可能にしたら他のネット上の人気投票であったような
不人気キャラなどを上位にさせるなんて不正じみた事が起こりうるからって理由は分かる。
だったら「国民投票」なんて言わず「大投票」でええやんとは思う。

話が逸れたが
投票していない髭人としてはこのようなネタ好きの玩具にされたような選挙に投票しなくて良かったと心から思う。
腹が立つし、混ざりたくない。

「面倒くさがって投票しなかったお前とは違ってしっかり登録した投票者が楽しんでいるんだからいいだろ」

という意見はあるかもしれない。
でも、コレって個人が票を集めて楽しんでいるもんじゃないからね。
一応、任天堂の公式がやっているんだからね。
しかもネット上で…
だから結果が出た以上

「日本人がファミコンRPGとして票を投じた結果『頭脳戦艦ガル』が3位に輝きました!」

って世界的に公開しているわけだ。

実に、嫌だね。

ってか、「ガル」の開発者も正直、嬉しくないだろ。この結果
だから開発者に

 「日本のファミコンのRPGと言えばで第3位ですよ!」
 「あの『ファイナルファンタジー』シリーズを超えての堂々の3位!何かご感想を!」

と、マイクを向けられて何と答えるのだろうか?
「光栄です」なんて笑顔で言えんだろ。


しかし、任天堂側もソフト名入力したら終わりじゃなくて
ちゃんと投票理由も聞いておけよ。
ネタ投票をする人はどーせ1行も文章を書くこともできないんだろうから。
それでもネタに投票したいのなら理由を原稿用紙数枚にかけるほどのネタ愛の深さも計ったっていいだろうに。

髭人は投票はしていないがここで語るのであれば
ファミコン「RPG」と言えばというお題ならやっぱり

「ドラゴンクエスト」

だね。
ファミコンとして本格的な初のRPGであり
これを機に日本中にRPGを浸透させ、社会現象ともなる「III」の原点なんだからね。
ある程度、粗はあるが他社の初期RPGと比べてバランスも良い。
これが最初期に出来ていたというのが驚異的

ただ、単純に好きなファミコンRPGなら「貝獣物語」
まずキャラが可愛いし、パスコマンドで操作キャラをチェンジし、プレイヤーの好みでゲームを進めていくことが出来る画期的なRPG
付録の地図にフィギュアを載せる事で現実とリンクしているという気持ちにさえさせてくれた。

良い思い出がよみがえってくる。
投票結果について考えても萎えるだけだからこの辺りにしておこう。

つまらなければ押すんじゃない。

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