東埼玉病院 総合診療科ブログ

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今年度1回目の在宅医療連携推進協議会

2015-06-11 20:00:48 | 在宅医療連携推進事業
 一昨日に、今年度1回目の在宅医療連携推進協議会がありました。
 協議会のはなしを書くのははじめてなので、簡単にこれまでの経緯を説明すると、下記のようになります。

・厚労省のモデル事業「H24年度在宅医療連携拠点事業」を当院で受託
・医療福祉従事者の「顔の見える関係」の構築、在宅医療における連携上の課題の抽出及びその対応策の検討を目的に多職種が一堂に会する「協議会」を発足。
・協議会メンバー:医師・歯科医師・薬剤師・看護師・介護福祉職・理学療法士・歯科衛生士・介護支援専門員・ヘルパー・医療ソーシャルワーカー・施設職員・行政
・「医療機関数」「訪問看護ステーション数」「在宅療養支援診療所数」、同じ医療圏、同じ保健所管内など勘案し、蓮田・白岡・宮代の2市1町で開始。
・H25年度からは蓮田市から委託をうけ、引き続き東埼玉病院が協議会運営に関わらせていただいている。(2市1町の枠組みのまま継続)

 1回に60~80名程度の多職種が集まり、グループワークなどを中心にあついディスカッションが行われます。昨年度は実際に在宅医療・介護における施策の提言がなされ、一部は今年度着手がはじまっています。その他、協議会以外にも行政の方と協力しながら在宅医療・介護推進のための事業を行っています。
詳しくは、http://www.esaitama-hosp.jp/zaitaku/index.htmlを参照願います。

 ところで、今回第1回は、昨年度の後半におこなった蓮田市の代表者会議の報告や在宅医療連携ガイドのアンケート調査の報告を前半に行い、後半は「看取り」に関するグループワークを行いました。「看取り」に関してはそれぞれの職種などにより感じ方やとらえ方が違う部分もあるかと思い、それをまず共有することを目的としました。いろいろな視点のはなしが出てきて、個人的にも発見がありました。
 次回は民生委員さんたちに参加してもらい、地域の問題点の共有や、そこにどのように在宅医療・介護がサポートしていくか、連携していくかをディスカッションできればと思っています。


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