水族館を出て駅に向かう途中、息子が、
「ケツが、痛ぇ!」
「どげしたや?」
「なんか、肛門辺が股擦れのようになったみたいだ…。」
「はぁ⁈ケツずれか?」
「そう、歩くと痛いわ。昨日からずいぶん歩いたもん。
普段は、全然歩かんもんなぁ…。」
としみじみ言う。
「デブは、しょうがないなあ。おれは豆ができるし、おまえは、ケツ擦れかぁ。ほんなら、薬局で、薬、買ーだわや。」
「そうするわ。」
おいら達親子は、デブ親子なのである。
スマホで調べた薬局は、休業中。不幸は、連作するようだ。
しかたなく痛みを我慢しながら、名古屋駅まで帰る。
駅前の「マツモトキヨシ」で、薬用ワセリンとサロンパスを買う。サロンパスは、おいら用。
息子は、トイレで治療。
17:22。おいらの帰りのバスの発車時刻まで、あと4時間余り。
居酒屋を探す。
バス乗り場に近い「さかなや道場」に決定。
とりあえずの「生中」を注文。
メニューを見ながら、ツマミを探す。
お兄ちゃんオススメの刺身をひとつ。
仕入れ先は、島根県大田、大社と書いてある。
なんと奇遇なこと…。
せっかく名古屋に来たからは、らしいものを食おうということで、「味噌カツ、手羽先」も注文。
加えて、「名古屋コーチンつくね焼き」も追加。
1時間ほどで、できあがる。
出発までは、まだ3時間もある。
なんとか踏ん張り、あと1時間ほどねばった。
あと2時間、どうやって過ごそうと思っていると、
「相当歩き疲れたので、ビッグカメラで、マッサージチェアに座ろう。」
ということになり、5Fに上がる。
マッサージチェアの看板を探しそこに行くと、20台ほどあるチェアは、満員御礼状態!男達が気持ちよさそうにリクライニングしてる。
皆考えることは同じようだ。
21:30。バスに乗り込み、サロンパスを脹脛や足裏に貼る。それから、枕を膨らまし寝る態勢に入った。
バスは、予定通り、翌朝、7:20に着いた。
名古屋行きで学んだこと
必需品
①空気枕
②モバイルバッテリー
③音源
あってもよい品
①アイマスク
でも、夜行バスは足が疲れて快眠できん。
もう、乗らん‼︎