余白の美 墨絵教室sumi-e

余白の美 墨絵は日本伝統です。旬の花を描き、墨絵の基本からレッスンいたします。大人の手習いはじめてみませんか?

『華道家 假屋崎省吾の世界』を堪能

2012-11-11 | 美術館

以前から一度はみたいと思ってました。(友人から誘ってもらいました。)

『華道家 假屋崎省吾の世界』を目黒雅叙園へ見にいきました。

 

入口です。いろんな方からのお祝いのお花が置いてありました。

エレベーターで会場に向かいます。

会場となる「百段階段」は、2009年3月16日に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。江戸文化の贅を受け継ぐ昭和の色彩空間として、今も大切に保存されています。 ケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下をもつことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には7つの部屋が連なっています。各部屋には樹齢100年を超える床柱や、天井や欄間には当時屈指の著名な作家たちによって創り上げられた世界が描かれており、昭和初期における美の競演と大工の高い技術力をみることができます。

 

色々な部屋があり、振袖をキャンパスにと書いてありましたが、振袖の前に生花が・・・大きな枝を合わせているものなどもあり、ダイナミックでした。

ベルばらとコラボしている部屋もあり、楽しかったです。

 

假屋崎さんのHPより

 

 

日曜日ということもあり、凄い人でした。

本などが販売しているコーナーがあり、そこで商品を買うと

仮屋崎さんのサインをもらえるそうです。

丁度ご本人がサインをされていました。

ちょっとお疲れの様でしたよ~

 

 

これは、雅叙園の廊下です。紅葉のもみじが綺麗でした。

 

 


「岩崎家の人形」展/静嘉堂文庫美術館

2011-02-19 | 美術館

岡本にあるパン屋さんで、今日 お雛様を飾ると良縁に恵まれるらしいわよ~

と言われ、レジ近くに飾ってあった静嘉堂文庫美術館のポスターが

お雛様の写真 そうだお雛様を見に行こう~と

早速、玉川高島屋の帰りに美術館へ

確か、梅も綺麗に咲いているのでは??

いつも、暖かくなってから、静嘉堂文庫に出掛けるので、

梅は、散っていました。

今年は、どうかな?と思ったら、少し早かった感じです。

山になっているので、この傾斜に梅の木がとてもいい感じです。

来週は、満開かも・・・又来週こようかな~

「岩崎家の人形」展は、思っていたよりお雛様が大きくてびっくり

岩崎小彌太が夫人孝子に贈ったものだそうです。

お人形好きな奥様のため、3年の歳月をかけて特注でつくらせたとか

お人形も素晴らしいのですが、小物もとても素敵で、

箪笥やお布団とかまで、きちんと作ってあります。

お雛様・三官女・五人囃子・右大臣・左大臣...

三人のお酒を飲む男性たち 鯛とか持っているけど

ほとんど酔っ払い この人達は誰・・・

とっても楽しいそうに飲んでいて

四方山話をしていそう~私も入れて

他にも、色々なお人形があり、興味深かったです。

裏から山を下って行くと、岡本民家園があり、山葺屋根の家の中に

年代もののお雛様が、飾ってありました。

この辺までくると、ここは何処と思えるほど静かで、

遠くに旅行に来ている感じです。

タマガワマーケットに行った後だったので、小旅行に着たようで

お徳感たっぷりの週末でした。

 

 


特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ 25の秘密~

2011-02-16 | 美術館

グルーポンで1月中限定で、ここの美術館の券が出たので思わず購入してしまいました。

特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ 25の秘密~

1800円が500円 しかし、良く見なかったため、6時以降と平日限定でした。

購入後、知ってちょっとガーン!!2枚買ってしまい 誰か~と思ったら、

いつも飲み友達が行ってくれることになり、助かりました。

寒い金曜日 美術館前で待ち合わせ、千代田線の日比谷駅を出たところすぐに

特設会場が作られてあり、噴水もライトアップされていて、綺麗じゃない?

   

 

デートだったら、もっと素敵・・・

美術展は、ダ・ヴィンチの残した発明品の資料やメモも元に復元されており、

それが、手に触れて体験できるというもの、自分の黄金比率をチェックできるコーナーとかもあり

非常に興味深い展示物が多かったです。

この発明で、どんな分野に発展をもたらしたのか?凡人の私には想像できないものもあり、

そういう説明ほしかったな~と思ったりして

絵画は モナリザと最後の晩餐を、色々な謎を書いたパネルやグラフィックにより

説明がなされていて、面白かったです。

昨年、パリで本物を見て 結構小さいのね~

子供のとき上野で見たときは、もっと大きく感じたな~くらいの感想でしたが、

ナポレオンが浴室に飾っていたので、ひび割れがあるとか

お湯が付着し、モナリザの顔におできのような後が出来たなど

ふ~んと思うエピソードが盛り込まれており、モナリザ通になりました。

25の秘密ですから~

後日、モナリザ「モデルは男性」と伊研究チーム、ダ・ヴィンチの愛人?

というニュースを、インターネットで見てふむふむと思いました。

確か、同姓愛者ということで逮捕され、証拠不十分で釈放されているらしいので、

そういうことだったということでしょう~

ダ・ヴィンチの入門したヴェロッキオ工房は(同門にはペルジーニ、ボッティチー二、クレディといったそうそうたる顔ぶれ)、師匠をはじめとして、独身者と同性愛者の小共同体(現代で言うゲイ・コミュニティ?)であったいとわれていて、クビになったりはしなかったみたいであります。
と書いてあるサイトを見つけてしまいした。
ココ

美を追求するとどうして、そっちになってしまうのでしょうね~

最後の晩餐のコーナーも良かったですね~

今年は、イタリアミラノでこの作品を、生で見たいです。

最後に私の感想は、天才は言い訳をしない!!

両親が結婚をしていなくて、婚外子ということで、家業を継がない息子を教育する必要もないため、基礎教育を受けずに育ったレオナルドは、後に科学的思索を重ねる頃になってラテン語や算数などでかなり苦労することになる。彼のノートがすべて鏡文字で書かれているのも、アルファベットがもともと右利き用に傾いているにも関わらず、左利きのまま矯正されなかったことがその理由だろう。

どんな状況でもしたいことを興味のあることを、やり遂げる そういう人が最後には天才と呼ばれる力を手にするんですね~

構想10年の美術展 この期間で終わってしまうのは、もったいないと思います。