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ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

2013’フライタイイング

2013-03-08 23:16:54 | ハンドメイド
2013年の渓流釣り(餌釣りですが・・・)も順調な滑り出しでした・・・

次はフライで攻めてみたいと思い、フライタイイングの開始です!

フライタイイング用のタックルケースはクローゼットの奥深い所にあるので、ケースを引っ張りだすのが一苦労・・・

クローゼットの扉を開けるため沢山のロッドを一旦移動させ、久々に開けたクローゼット内の片付けをやっつけて、ようやくフライタイイング用タックルケースが引っ張り出せました・・・

ケースからバイスとツールを取り出してテーブルにセットしたら、まずはヘッドセメントの希釈からスタート!

これは、毎年やる「儀式」みたいなものです・・・

毎年巻くパターンは決まっているので、必要なマテリアルとフックを巻く本数分だけ準備したらバイスにフックをセットして巻いて行きます。

巻くのはパラシュートパターンですが、フックはTMC102Y#15、テールとハックルはホフマンのハックル(コーチマンブラウン)、ボディはコンドルクイル、ウイングはティムコのエアロドライウイング。

サクッと6本タイイング完了!

コンドルクイルは、簡単にリアルなボディのアブドメンが表現出来るのでとても重宝します。

コンドルクイルは、羽の繊維の側面が仕上がりの色になるので、なかなかナチュラルでブラウンっぽいカラーを探すのが大変です。

ストリップグースバイオットだと染色したものが簡単にチョイスできますが、羽が硬くて短いのでタイイングの際に手間がかかるのが難点です。
染色したコンドルクイルもいくつか買ったのですが、なかなか思うような色合いじゃなかったり・・・

コンドルが絶滅危惧種に指定されてから、ナチュラルでいい色合いの物がますます入手できなくなってきました・・・


ドライフライボックスの補充完了!

このくらい弾が入っていると安心ですね・・・

派手なカラーのウイングが多いのは、近視なので遠くのフライを見やすい様にするためなのですが、最近は遠視で近くも見づらくなってきたので、フライのアイにティペットを通すのが・・・

さて、このフライを持って釣りに行っちゃいますか~っ!
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シェイクスピアのワカサギ竿改造計画(その3)

2013-01-25 23:54:55 | ハンドメイド
昨年12月にスタートしたにもかかわらず、ガイド位置を決定した段階で再び放置されていた「シェイクスピアのワカサギ竿」の改造計画再開です。

ブランクを漆で塗装したため乾燥させていた事もありますが、スレッドのカラーで悩んでいたのが放置していた一番の理由です。

ブランクのこげ茶色に合せるため、日輪印の竿補修糸(茶)&メタリックスレッド(銅)飾り巻きの組み合わせで巻こうと思ったのですが、色合いがどうも今ひとつしっくり来ませんでした・・・

あれこれ悩んで、グデブロッドのスレッド#206(ワインレッド)をチョイス!

このスレッドは透けるタイプなので、飾り巻きは無しでラッピング・・・

ガイド11個のラッピングが完了したので、ロッド回転台でコーティング開始。

ロッドのネーム部分は漆を塗らずに残したので、塗装部分との境目に飾り巻きを施しましたが、コーティングで透けて思いっきり色が沈んで目立たちません。(ピンボケで判りませんね・・・)

ガイド部分はスレッドが透けても、ブランクと同系色でフライロッドみたいなテイスト!

これはこれで「有り」だと思います。

改造完成です!

元がフライロッドなので、その意匠を残した仕上がりとなりました。

ガイドセッティングは両軸リール仕様ですが、第一ガイドの径を12mmにしてリールシート(DPS)から少し離してセットしたので、スピニングリールもOKで管理釣り場のトラウトに使っても面白いかもしれません・・・

ワカサギ竿なので、「わかさぎ」と銘打った竿袋に収納してミッションコンプリート!


コーティングを乾燥させている間に、釣具店に買い物に行ってきました。

週末に携帯クーポンで500円以上のルアーが20%OFFだったので、ダイワの「Dr・ミノー」のニューカラーを20%OFFで購入!

元々、実勢価格500円台の安価なルアーなのですが、渓流用ミノーはガンガン岩なんかに当てちゃうので、この「Dr・ミノー」のコストパフォーマンスは思い切った「攻め」が可能です。

買い物をしたら、入荷したばかりのダイワとシマノの総合カタログ貰っちゃいました!

ダイワでは「セルテート」がラインローラーにマグシールドを装備してモデルチェンジ、ジギング用両軸リールの「キャタリナLD」も気になります。

シマノでは「ステラSW」がモデルチェンジで、ラインナップにビッグゲーム対応の30000番が登場!
カルカッタシリーズは船用に800番、ジギング用(オシア)に300番、バス用に400番といずれも中型機種が追加、特にバス用400番は雷魚ゲームを意識したパブリシティみたいで、いずれも気になるところです。

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フォーチューン磯「改」!

2013-01-19 22:30:44 | ハンドメイド
同僚のI氏から折れたエギングロッド「トリプルクロス」の復活を頼まれていましたが、先日、メバル釣りの際に完成したロッドを渡したところ、今度は磯竿の改造を頼まれました・・・

その竿は「フォーチューン磯・3号-540」!

いわゆる「激安セール品」のカテゴリーに属する竿なのですが、リールシートやガイドは富士工業製のパーツが使用されている真に良心的な製品です。

ガイドはハードガイドのLOT、TMOG、TAOG、リールシートはプレートシートのFS-6がセットされています。

ガイド代だけでLOTが250円、TMOGが170円×3個、220円×2個、250円×1個、TAOGが300円×1個、320×1個、370円×1個で2440円、リールシートFS-6が500円なので、計2940円

トップカバーも富士工業製HOTC20なので450円とすると、パーツ代だけでなんと3390円になっちゃいます。

これでセール価格2980円で販売されているとは、デフレ恐るべし・・・

これじゃ、何本作って売っても、ほとんど利益出ないんじゃ~っ

この竿はコストパフォーマンスに優れているため、リュック針の開発者である陣内氏もお勧めだそうで、I氏は陣内氏の船でリュック針を使ったアオリイカ釣り&浮き流しのカゴ釣りに使用するため購入したそうです。

でも、この釣りはナイロン6号が200m巻けるリールが必要条件なので、ジギングに使っていたリョービのフィッシングサファリをセットしたところ、リールシートFS-6のフード部分が小さすぎてリールフットが奥まで入らず、しっかり固定できなかったそうです・・・(そりゃそうでしょう。)

今回の改造依頼は、このリールシートの大型化なのですが、プレートシートをFS-7にサイズアップしても適合リールフットが80mm×17mm以下なのであまり改善効果が期待できません。

そこで、磯用遠投竿なんかで使用されているパイプシートDPSに改造する事に決定!

元竿#1のリールシート部分は外径が約22mmなので、DPS-SD22かSD24でジャストフィットなのですが、#1先端側からパイプシートを入れるためには、今付いている全てのガイドを取り外して竿のパーツを分解する必要があります・・・

さすがにそれは大変なので、竿尻からパイプシートを通す事にしたのですが、竿尻部分はテーパーが付いていて外径が24mm以上になっているため、パイプ内径が26mmのDPSーSD26しか通りませんでした・・・

ここで問題になるのが、竿のリールシート部分の外径22mmとDPS-SD26のフード部分の外径32.8mmの段差をどうやって埋めるかであります。

遠投竿などの市販品だと、段差部分にアルミ製のカラーを入れて段差を解消しているのですが、今回は竿尻からパーツを入れるので内径が22mmの金属製パーツは通りません・・・

色々と検討して、伸縮性のある素材で外径33mm、内径22mmのスポンジグリップをホームセンターで発見!

パーツが揃えば、サクッと改造完了!


スポンジグリップを真ん中でカットしてDPSリールシートの上下にセットし、さらにルアーロッドみたいなテイストを出す為、家にあったギンバルキャップBRC GC22を竿尻にセットしてみました。

船なんかで使うときに、このギンバルキャップがセットしてあると滑り止めにもなって便利です。

ホームセンターに行ったついでに、中古釣具店で激安餌木とマリアのペンシルベイト「ワイズドック」をゲット!

餌木はシンカーの穴あけ加工と真鍮釘での固定、羽根の交換とアワビ貼りチューニング施工!

ワイズドックは、フックが錆びていたので新品に交換してトップチニングの1軍登録!

最近、この激安餌木がなかなか売っていなかったので、補充ができて助かりました・・・

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シェイクスピアのワカサギ竿改造計画(その2)

2012-12-18 21:33:32 | ハンドメイド
シェイクスピアのワカサギ竿改造計画の続きです・・・

ブランクの再塗装が完了したので、いよいよリールシート取り付けですが、クラフトテープをブランクに巻いてアーバーのセッティングまで完了しています。

今回セットするリールシートは、富士工業DPS-SD16にしました。

装着完了!

フォアグリップは1個だけ残っていたコルクグリップのピースを削って取り付けました。

ベイトキャスティング用リールシートのTCSを入れても面白いロッドになったのですが、リールシート+フォアグリップの長さでロッドのネーム部分が隠れないようにしたかったので全長が約9mm短かいDPSの方を採用・・・

次は、ガイド取り付けの準備です。

ガイドはLOT+MKOG+NOGで、ガイドフットを削ってスレッドの乗りが良い様にしておきます。

飾り巻き部分のスレッドは予めカットしておき、ガイド仮留め用のマスキングテープも多めにカットしておきます。

ガイドのセッティングは何度もやり直して、ようやく決定!

チューブラーのブランクにソリッドを継いである場合、ジョイント部にガイドを乗せた方が補強にもなるため、どうしてもガイドセッティングに制約を受けてしまいます。

トップガイドは穂先救急隊に入っていたLOT5-1.2、ソリッド部分にMKOG5を6個、そしてNOG4個の計11個のセッティングとなりました。

さ~て、いよいよガイドラッピングです・・・(続く)
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シェイクスピアのワカサギ竿改造計画(その1)

2012-12-08 23:22:01 | ハンドメイド
先日から、改造のためガイドを取り外したままで放置状態になっている「シェイクスピアのワカサギ竿」ですが、さすがにそのままでは忍びないので、改造計画再始動です。

シェイクスピアはアメリカの老舗タックルメーカーで、1896年にベイトリールのレベルワインドを考案したり、ロッドでは「ワンダーロッド」や「アグリースティック」等の多くの名品を開発してきました。

フルーガー社を買収し、今ではコレクターズアイテムにもなっているベイトリール「フルーガー2800」をベースにしたリールを、シェイクスピアブランドで「エクセレント」とゆう名前でOEM販売していた事もありました。

現在でも、ピュアフィッシングが輸入代理店で日本でもシェイクスピア製品を販売していますが、特に食指が動くような製品は無くなってしまったのが残念です・・・

そんなシェイクスピアのフライロッド「エクセレントⅡ」を何故ワカサギ竿にしちゃったかと言うと、元々この竿がフライフィッシングのスターター用ロッド(#2~#3指定)で穂先がグラスソリッドでダゴチン竿みたいだったため、当時行っていたボートからのワカサギ釣りに使えると思ったからであります。

ティップセクションのスネークガイドを取り外して富士工業のミニクロガイドに交換し、グリップエンドのリールシート部分はカットし、ダゴチン用リールをセットするためのリールシート部分はコルクグリップをフラットに削っただけの簡易な改造でした。

今回の改造では、リールシートは富士工業のDPS-16、ガイドはLOT、MKOG、NOGのハードガイドに交換する予定です。

リールシートを装着する部分のコルクを削り、残してあったストリッピングガイドも取り外して、スレッドの飾り巻き部分だったオレンジ色のペイント(廉価版ではこのパターンが多い)を削ったらブランクに傷が入ったので、ブランクを再塗装するためサンドペーパーで塗装を削っています。(グラスソリッド部分がむき出し・・・)

ブランクの再塗装はこれで・・・

困った時の「漆 こげ茶」です。
希釈して塗っても、一度塗りで艶がでて便利です。

と言う訳で、ようやく塗装完了!

漆専用薄め液で希釈して筆で二度塗り後、約2週間乾燥しました・・・

通常、ブランクの塗装はエポキシ系の2液性塗料でしごき塗装を行うのがスタンダードなのですが、漆は手軽に筆塗りができてムラになりにくいので、ダゴチン竿を自作する方々には重宝されています。
今回はダゴチン竿の自作と方向性が一緒なので・・・

次は、リールシートDPS-SD16を装着するためのアーバーをクラフトテープで作ります。

紙テープですが、エポキシで固めるのでこれでアーバーとして十分機能します。

この後はリールシートの接着ですが、フロントグリップの仕様がまだ決まらないので、続きはまた・・・

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4ピースエギングロッド製作(その3)

2012-10-19 23:04:22 | ハンドメイド
不測の事態から開始することになった4ピースエギングロッドの製作もいよいよ大詰め・・・

まずは、足りなくなっていたエポキシコートの調達!

最近は、もっぱらこの「ジャストエース」のエポキシコートを使用しています。

内容量が多いのと、容器がポリプロピレンなので使い終わったらそのまま燃えるごみに捨てられる(※ごみ出しのルールは各自治体で異なります)ので便利です。

以前は、主剤と硬化剤の混合はマニュアル通りに注射器で量っていましたが、使用後の注射器を洗浄するのが大変だったので、今では2つのミキシングカップのそれぞれ一番下の目盛りまでボトルから直接注いでいます。

硬化剤の方を少々大目に注いでおいて、主剤のカップに硬化剤を注いで行く方法だと混合比の調整が効くので注射器で混合しなくても大丈夫です。

この量でロッド1本分ぐらいの分量になりますが、スピーディーに塗っていかないとコーティング剤の硬化が始まってしまいうまくコーティング出来なくなってしまうので、ガイド5~7個ぐらいの作業量に止めておくぐらいが丁度良い感じです。

バットセクション(と言っても4ピースの4分の2です。)の方から、いつものロッド回転台で廻っていただきます。

ワインディングチェック部分の飾り巻きはメタルパーツにエポキシコートが乗るので、慎重に塗っていたら、ジョイント部分のスピゴットフュルール上下の巻き部分を塗る頃には混合したコーティング剤に粘りが出てきてしまいました。

仕方がないので、バットガイド部分のコーティング剤は再度作り直し・・・

なんだか、今回のエポキシコート少し硬化が早いんじゃっ!?

季節的に気温が下がってきたせいかもしれないので、以降の混合は主剤を風呂の残り湯で湯銭してから行いました。

バット部分のコスメは、こんな感じに仕上がりました。

ブランクに添付されていた「ジャストエース」シールはとりあえず貼ってみましたが、この部分は今後ロッドスペックをマーキングする可能性があるので、コーティングはまではしませんでした。

2日間の作業で全てのコーティング完了!

4ピースエギング&シーバスロッドの完成です。

今回は、ちゃんとしたブランクからの製作だったので元のガイドを取り外す工程が無くて楽でしたが、4ピースだったため各セクションのフュルール上下部分のコーティングには特に気を使いました。

スピゴットフュルール(印籠継ぎ)のためロッドを継いでもフュルール部分が露出しており、コーティング剤がこの部分に廻らない様マスキングテープで養生してから塗ったのですが、はみ出たコーティング剤がバリになったり・・・

そんなこんなで、けっこう手間とコストをかけてのロッド製作でしたが、無事完成したので、富士工業製ルアー用フックキーパーもメタリックカラーの「EHKM-SB」を奢ってみました。

ロッドキーパー「EHKM-SB」のパッケージに付いていた「プレミアムプロダクツ」のシールも貼って、高級感アップ!

次は、このロッド用の収納袋作らなきゃ・・・

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4ピースエギングロッド製作(その2)

2012-10-14 23:46:14 | ハンドメイド
「JUST ACE」社のロッドブランク「PST764M」4ピースエギングロッド製作第二弾は、いよいよスレッドのラッピングです。

メインに使用するのは、やはり定番の「日輪印 竿補修糸」(細)黒に決定しているので、飾り巻き用に調達したカッパー(銅色)のスレッドを入れて仮に巻いて見ることにします。


まずは、ワインディングチェック上のコスメ部分で仮に巻いてみましたが・・・

う~ん、なんだか地味・・・

どことなく、1980円の激安ロッドみたいなテイストになっています・・・

とゆう訳で、やり直~し!

再度、メタルパーツのカラーにアジャストしたガンメタカラーのスレッドを調達!


さすがに、黒のスレッドにガンメタの飾り巻きだとコントラストが映えないので、指し色でこの「日輪印カラーメタリックスレッド」(赤)を入れてみます。


仕上がりはこんな感じ。

どことなくメジャークラフトっぽいテイストになってきました。

飾り巻き部分はこのカラーリングに決定、ガイド部分のラッピングは地味目に黒+ガンメタのパターンで巻くことにしました。

グリップ周りとバットセクションのガイドのラッピングが出来たので、ロッド回転台にセットしてエポキシコートを混合しようとしたら・・・

エポキシコートが足りない・・・

先日、残り少なくなったと感じてはいましたが、最近使用頻度が高かったので、ここに来て残量が~っ

またしても調達にいかなきゃ・・・

つづく!

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4ピースエギングロッド製作(その1)

2012-10-13 23:52:44 | ハンドメイド
先日調達した、「JUST ACE」社の4ピースエギングロッドブランク「PST764M」の製作に取り掛かることにします。

まずは、調達済の部品で仮組み!

メタルパーツの内径サイズを決める必要があるので、先ずはグリップ部分の固定位置の
セッティングと、中古品で調達していたチタンLDB&SCガイドのセッティングを決めていきます。

ガイドセッティングは、トップがT-MNST5-1.8、ティップセクションがT-LDBSG4.5×3個、同5×1個、同6×1個、バットセクションにT-LCSG8、T-LCSG10、T-LCSG16Mの計9個で決定!

ロッドレングスは7.6ftなので、富士工業の推奨セッティングでは10個なのですが、マルチピースなのでジョイント部分でのガイド取り付け位置の制約もあって、さすがにそれだと無理がありました・・・

セパレートグリップの取り付け位置が決まったので、ブランクの外径サイズを測ってワインディングチェック等のメタルパーツを調達。

今回、メタルパーツはいずれも渋めのガンメタカラーをチョイス!
飾り巻き用のスレッドも、地味目なカッパー(銅色)を選んでみました。

材料も揃ったところで、グリップを組んでいきます。

まずはエンドグリップ側をエポキシで接着し、グリップエンドとEVAグリップの上に取り付けるメタルパーツ(10φ)も接着!

次に、リールシートの下部にセットするミドルセクションのEVAグリップを入れていきます。

接着前に、忘れずにメタルパーツ(10φ)を入れておかないと、どえらい事になります・・

ミドルセクションのEVAグリップ接着が完了したら、リールシートの接着です。

今回は、マスキングテープでブランク外径とリールシート内径の差を調整するアーバーを作ってます。

エポキシ接着剤をたっぷりとテープ部分に塗って・・・


リングパーツ+富士工業VSS16+VSS専用フロントグリップ、そしてワインディングチェックを組んで、グリップの完成!

VSS16のセパレートグリップ良い感じです。

それじゃ、ラッピングを開始しますかね~

つづく!
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ナイフの鞘(シース)!

2012-10-12 23:13:03 | ハンドメイド
ナイフの鞘(シース)と言えば、「革」で作られた物を想像しちゃいますが、家で使う用途の果物ナイフ(国産品)なんかでは柄の部分と同じ素材の木で鞘が作られていたりします。

これは、ビクトリノックスの果物ナイフですが、ビニール製のカバーが付いていただけだったので、木で鞘を拵えてみました。

この鞘は2枚の板を張り合わせて作っていますが、加工が楽なように片方の板だけ刃の形に彫って張り合わせてあります。

最近、カタログギフトでこちらのナイフを手に入れました。

ドイツ、ゾーリンゲン地方のロベルト・ヘアダー社の食卓用ナイフで、刃の素材はクロムモリブデンバナジウム鋼が使われています。(クロモリとは、なんだか自転車のフレーム素材みたい・・)

こちらのナイフも食卓用だからか?鞘は付いていなかったので、早速作ることにします・・・

まずは丁度良いサイズの板を2枚用意して、刃の型を取ります。

今回は鞘のセンターに合わせ目が来るよう、両方の板に掘り込みを入れて作ります。

彫刻刀でざっくりと彫りを入れたら、後はヤスリで型を整えて行きます・・・

あまり深く掘ってしまうと鞘として収まりが悪くなるので、ほどほどに・・・

彫りが出来たら、2液性エポキシ接着剤で張り合わせます。

接着剤が乾くまでピンチで挟んでおきます。

接着が出来たら、カッターで外側を削って形を整えます。

この時点では穴を結構キツめにしておいて、刃のサイズに合せて薄いヤスリ等でフィッティングの調整をしていきます。

仕上げに、鞘の穴の刃側部分に抜け防止として爪楊枝を削って小さくしたピースを入れ、漆の「透」で薄く色付けして出来上がり!

もう少し、漆を濃く塗っても良かったかな・・・
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エギグランド改造計画(その3)

2012-10-07 23:06:29 | ハンドメイド
諸般の事情?によりティップセクションをグラスソリッドに換装された、ダイコーのエギングロッド「エギグランド」改造計画もいよいよ大詰め・・・

ガイドセッティングも決定したので、次はガイドのラッピングです。
ティップセクションがソリッドなのでこの部分のスレッドを違う色にしようか悩みましたが、オリジナルの意匠を尊重して、やはり定番の日輪印 竿補修糸(細)黒+銀の縁取りで決定!

まずはバットガイドCLCSG12Mの取り付けをした後、早速ロッド回転台で廻っていただきます。

ここ最近、なにかと消費量の多いエポキシコートも残り少なくなってきました。
次のロッド製作では、調達の必要があるかも・・・

バットガイドの仕上がりはこんな感じ。

12Mだと少々ガイドの径が小さい感じですが、富士工業のエギング用チタンガイドセットでも仕様としてあるので大丈夫でしょう。

ティップセクションもラッピング完了!

合計10個のガイド取り付けですが、もはや手慣れた作業です。

トップガイドの仕上がりはこんな感じ。(ピント合っていませんが・・・

そして、ついに「エギグランド改」の完成です!

継いだソリッド部分も漆の黒で塗っているので、元のブランクと違和感なく仕上がりました。

ティップセクションのベンディングカーブも問題なさそうなので、ティップラン以外でも十分使用できそうです。

改造が出来上がったのが3連休と言う事で、早速、家族とドライブを兼ねてロッドのフィールドテストに行ってきました。

この日は晴れなのですが強風が吹いて、とても釣り辛い状況・・・

まあ、ロッドのテストが目的なのでアタリが無くても気にしません・・・

ロッドの調子を試してみたら、2号餌木のキャスティングも全く問題なく、2.5号錘も余裕でキャストできました。

一緒に出かけた娘は、久しぶりの海でベラやガラカブ、カワハギと遊んでご満悦。

私の釣果はチャリコが1匹でしたが、まあロッドのテストと言うことで・・・

紆余曲折あった「エギグランド改造計画」ですが、潮風を吸わせたところで無事ミッションコンプリート!

次はイカを釣って「魂入れ」じゃっ!
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