響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ザーサイ油炒め──おいしそうに見えるのか?かなり不安。

2009-03-10 | コレクション
ザーサイ油炒め

粉もの屋コレクションを「科学と広告のブログ」に移して以来──なぜ粉ものレシピが科学または広告なのか、というのは甚だギモンが残るところではありますが、粉もの、酢のもの、発酵ものなどは、たいへん「化学」チックである、という理由で、他ブログのほうへ引越しております──、料理ネタはひさしぶり。

今回の食材はザーサイである。ザーサイがどうしても食べたい、と家族がいうので、瓶詰めを買うというわけなのだが、すると案の定、あっという間になくなってしまう。もっと保存食みたいにどっしり作り置きしてやろうというので、ザーサイの漬け物ごと買ってきて、自分で味付けしてはどうだろうか、というところから、話が始まったのであった。

だけどこれ、あんまりおいしそうに見えない画像ではある。困ったものだ。だけど実際にはかなりおいしい。アジアの辛味三昧である。

しかしどうして味付けのレシピもなくさくさくと味付ける気になったのかと、ふと振り返ると、やはりこれには前段があったのである。

高菜チャーハンというのがあるでしょう? あれに使われているのが九州のお土産品としても有名な高菜漬けである。高菜というのは九州で穫れるのだ。で、高菜漬けも油炒めになっているのと、そうでないのがあり、塩漬けのまんま売っているということは東京では少ない。ところがある日、まるで信州の野沢菜のような高菜の塩漬けをパックで売っているところがあったので、これどうするんですか?ということを店員の方に取材の上購入し、あの高菜チャーハンの雰囲気に味付けして炒めたところ、なかなか思い通りな味になったのである。しかも量のほうも1回や2回の食事でなくなるような量ではなくて。

すると、高菜でああなのだから、ザーサイだってこうだろう、というわけで今回の惣菜が出現したのであった。ザーサイはさすがに中国産のものしか見たことはないので、そこが不安な方はまずは高菜でお試しを。(何が食べたいかにもよりますが)材料はこの他、瀬戸内産のじゃこ、韓国産の甘口唐辛子、ごま、風味のよい油(胡麻油、あるいは菜種油など)だけであります。簡単。

これよく考えると「おふくろさん」とか「まぜるだけ」というキットを売っているでしょう? 何が入っているかというと胡麻とか切った昆布とか、要するにだしになりそうな乾き物が入っていて、それを混ぜてご飯にかけて食べましょうという惣菜キットなのである。あれに使うようなものは、みんなザーサイの味付けに使えるみたい。するとザーサイって、それ自体は塩と歯ごたえなのかもしれないです。うーん。

しかしながら、まだいろいろ手順があるので、つづきます。


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