山口ともさんと仙波清彦師匠のライブがあるというので、
先日大泉学園にある「インエフ」というライブハウスへ
親バカたち、ヒビキを連れて、ただちにGO!
大泉学園という駅は、池袋から西武池袋線で20分ぐらいでしょうか。
その駅から数分の街道沿いにある「インエフ」というライブハウスでは、
これが連日とんでもないステージを展開しているのである。
見てください、このライヴ・スケジュールを。
常連さんの多いなか、ヒビキ幸運にも仙波師匠のド前で、聴く僥倖に恵まれ。
親バカ母、その隣で聴く僥倖に恵まれ。
親バカ父、その後ろで撮った写真がこれです↓

ステージはまず、お二人は以前NHKかなにかですれちがい、
その時仙波さんが、ともさんに抱きついたことがある、
だけで、ほとんど初対面だから
まず自己紹介でもしましょうか、というところから始まり。
どういうステージだったかというのは、説明しにくい。
だってそもそも、打楽器と打楽器でしょ。
その打楽器のなかでも、
マエストロな音楽の土台をリアライゼーションする仙波師匠と
マグリット(変換しないぞ)のようにモダンなともさん、でしょ。
ふつうにやったって、人間業ではないわけだから
そのままやるわけはないでしょ。
「なにやろうか」
「なにやりましょうか」
「ともさん、何歳(いくつ)?」
お客さんは全体にともさんのファンの方が多いという雰囲気。
そうはいっても、仙波師匠の実演がこの距離・空間で聴けるというのも
断じて、タダゴトではないです。
そういう空間だからして、タネも仕掛けもでたとこ勝負もいいところ。
そのでたところすでに打楽器ばかり、で、音楽しようというクワダテ。
仙波さんはあの、はにわライブビデオで耳慣れた奇跡のカウベル、
それから金物系のものに音階のあるものがあり、
ともさんはガラス板の木琴ならぬガラス琴のようなのをもってきてました。
あとはもうそこらにあるものを駆使するばかり。
「あーこんがらがってる!」
と、仙波師匠、からまった楽器に毒を吐きつつ、
そのヨーダのような音楽の引き出しは、
そこらにあったAIBOばりガマガエルの電源を入れて、
電子音でげろげろ鳴かして、さらにもりあがり、
あの複雑によたったリズムがでてくるかと思えばさっと引き。
ところで仙波師匠がどの楽器を取り出すかといえば、
「仙波清彦のはにわ流パーカッション講座」のビデオで紹介している楽器のほとんどが出揃っていました。ないのはドラムセットぐらい。
コンガみたいのを指いっぽんずつで叩くのも、
おもちゃ族も、フリモノ族も、金物族も、黒いテーブルさえ、
ビデオのままの世界をリアルで見てしまって、
ああ、こんなことほんとにあっていいのかなあ。
「打楽器ってべつにおもしろい楽器じゃないし」
「これ、音楽でもなんでもないですから」
途中、高円寺jirokichiでもお馴染みのKaoさんや
赤坂の邦楽の家のご兄弟のギターデュオが飛び入りしたり
「僕もそうなんですけど、邦楽の家の方で……」と師匠のご紹介があって。
「そろそろ〆にかかりますか」
「雑炊にしますか、それとも蕎麦?」
とふたたび、ともさんと仙波さんの世界へ。
でも師匠が最後と決めた曲が終わると
「もうおしまい。アンコールとかあるわけないでしょ」
と師匠がおっしゃるので、とにかくおしまい。
仙波さんが「へたる」というリズムとかもっと聴きたかったなあ。
と言っても、だめですね、はいおしまい。
というわけで、いやもう、たいへんです。
大好きな山口ともさんに再会できたヒビキ、仙波師匠には
「こんなオトナになっちゃ、だめだよ」
と、5回ぐらい言われてました。
大丈夫ですって、そんなオトナは断じて師匠しかいませんから。
酒の精とヘルメスの住む、There are no place like in F.
いや、ほんとにTOKYOも懐深いっす。
先日大泉学園にある「インエフ」というライブハウスへ
親バカたち、ヒビキを連れて、ただちにGO!
大泉学園という駅は、池袋から西武池袋線で20分ぐらいでしょうか。
その駅から数分の街道沿いにある「インエフ」というライブハウスでは、
これが連日とんでもないステージを展開しているのである。
見てください、このライヴ・スケジュールを。
常連さんの多いなか、ヒビキ幸運にも仙波師匠のド前で、聴く僥倖に恵まれ。
親バカ母、その隣で聴く僥倖に恵まれ。
親バカ父、その後ろで撮った写真がこれです↓

ステージはまず、お二人は以前NHKかなにかですれちがい、
その時仙波さんが、ともさんに抱きついたことがある、
だけで、ほとんど初対面だから
まず自己紹介でもしましょうか、というところから始まり。
どういうステージだったかというのは、説明しにくい。
だってそもそも、打楽器と打楽器でしょ。
その打楽器のなかでも、
マエストロな音楽の土台をリアライゼーションする仙波師匠と
マグリット(変換しないぞ)のようにモダンなともさん、でしょ。
ふつうにやったって、人間業ではないわけだから
そのままやるわけはないでしょ。
「なにやろうか」
「なにやりましょうか」
「ともさん、何歳(いくつ)?」
お客さんは全体にともさんのファンの方が多いという雰囲気。
そうはいっても、仙波師匠の実演がこの距離・空間で聴けるというのも
断じて、タダゴトではないです。
そういう空間だからして、タネも仕掛けもでたとこ勝負もいいところ。
そのでたところすでに打楽器ばかり、で、音楽しようというクワダテ。
仙波さんはあの、はにわライブビデオで耳慣れた奇跡のカウベル、
それから金物系のものに音階のあるものがあり、
ともさんはガラス板の木琴ならぬガラス琴のようなのをもってきてました。
あとはもうそこらにあるものを駆使するばかり。
「あーこんがらがってる!」
と、仙波師匠、からまった楽器に毒を吐きつつ、
そのヨーダのような音楽の引き出しは、
そこらにあったAIBOばりガマガエルの電源を入れて、
電子音でげろげろ鳴かして、さらにもりあがり、
あの複雑によたったリズムがでてくるかと思えばさっと引き。
ところで仙波師匠がどの楽器を取り出すかといえば、
「仙波清彦のはにわ流パーカッション講座」のビデオで紹介している楽器のほとんどが出揃っていました。ないのはドラムセットぐらい。
コンガみたいのを指いっぽんずつで叩くのも、
おもちゃ族も、フリモノ族も、金物族も、黒いテーブルさえ、
ビデオのままの世界をリアルで見てしまって、
ああ、こんなことほんとにあっていいのかなあ。
「打楽器ってべつにおもしろい楽器じゃないし」
「これ、音楽でもなんでもないですから」
途中、高円寺jirokichiでもお馴染みのKaoさんや
赤坂の邦楽の家のご兄弟のギターデュオが飛び入りしたり
「僕もそうなんですけど、邦楽の家の方で……」と師匠のご紹介があって。
「そろそろ〆にかかりますか」
「雑炊にしますか、それとも蕎麦?」
とふたたび、ともさんと仙波さんの世界へ。
でも師匠が最後と決めた曲が終わると
「もうおしまい。アンコールとかあるわけないでしょ」
と師匠がおっしゃるので、とにかくおしまい。
仙波さんが「へたる」というリズムとかもっと聴きたかったなあ。
と言っても、だめですね、はいおしまい。
というわけで、いやもう、たいへんです。
大好きな山口ともさんに再会できたヒビキ、仙波師匠には
「こんなオトナになっちゃ、だめだよ」
と、5回ぐらい言われてました。
大丈夫ですって、そんなオトナは断じて師匠しかいませんから。
酒の精とヘルメスの住む、There are no place like in F.
いや、ほんとにTOKYOも懐深いっす。