goo blog サービス終了のお知らせ 

響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

山口ともさんと仙波師匠、13日の金曜日。

2007-07-15 | ライブハウスへ行こう!
山口ともさんと仙波清彦師匠のライブがあるというので、
先日大泉学園にある「インエフ」というライブハウスへ
親バカたち、ヒビキを連れて、ただちにGO!

大泉学園という駅は、池袋から西武池袋線で20分ぐらいでしょうか。
その駅から数分の街道沿いにある「インエフ」というライブハウスでは、
これが連日とんでもないステージを展開しているのである。
見てください、このライヴ・スケジュールを。

常連さんの多いなか、ヒビキ幸運にも仙波師匠のド前で、聴く僥倖に恵まれ。
親バカ母、その隣で聴く僥倖に恵まれ。
親バカ父、その後ろで撮った写真がこれです↓


ステージはまず、お二人は以前NHKかなにかですれちがい、
その時仙波さんが、ともさんに抱きついたことがある、
だけで、ほとんど初対面だから
まず自己紹介でもしましょうか、というところから始まり。

どういうステージだったかというのは、説明しにくい。
だってそもそも、打楽器と打楽器でしょ。
その打楽器のなかでも、
マエストロな音楽の土台をリアライゼーションする仙波師匠と
マグリット(変換しないぞ)のようにモダンなともさん、でしょ。
ふつうにやったって、人間業ではないわけだから
そのままやるわけはないでしょ。

「なにやろうか」
「なにやりましょうか」

「ともさん、何歳(いくつ)?」

お客さんは全体にともさんのファンの方が多いという雰囲気。
そうはいっても、仙波師匠の実演がこの距離・空間で聴けるというのも
断じて、タダゴトではないです。

そういう空間だからして、タネも仕掛けもでたとこ勝負もいいところ。
そのでたところすでに打楽器ばかり、で、音楽しようというクワダテ。
仙波さんはあの、はにわライブビデオで耳慣れた奇跡のカウベル、
それから金物系のものに音階のあるものがあり、
ともさんはガラス板の木琴ならぬガラス琴のようなのをもってきてました。

あとはもうそこらにあるものを駆使するばかり。
「あーこんがらがってる!」
と、仙波師匠、からまった楽器に毒を吐きつつ、
そのヨーダのような音楽の引き出しは、
そこらにあったAIBOばりガマガエルの電源を入れて、
電子音でげろげろ鳴かして、さらにもりあがり、
あの複雑によたったリズムがでてくるかと思えばさっと引き。

ところで仙波師匠がどの楽器を取り出すかといえば、
「仙波清彦のはにわ流パーカッション講座」のビデオで紹介している楽器のほとんどが出揃っていました。ないのはドラムセットぐらい。
コンガみたいのを指いっぽんずつで叩くのも、
おもちゃ族も、フリモノ族も、金物族も、黒いテーブルさえ、
ビデオのままの世界をリアルで見てしまって、
ああ、こんなことほんとにあっていいのかなあ。

「打楽器ってべつにおもしろい楽器じゃないし」

「これ、音楽でもなんでもないですから」

途中、高円寺jirokichiでもお馴染みのKaoさんや
赤坂の邦楽の家のご兄弟のギターデュオが飛び入りしたり
「僕もそうなんですけど、邦楽の家の方で……」と師匠のご紹介があって。

「そろそろ〆にかかりますか」
「雑炊にしますか、それとも蕎麦?」
とふたたび、ともさんと仙波さんの世界へ。

でも師匠が最後と決めた曲が終わると
「もうおしまい。アンコールとかあるわけないでしょ」
と師匠がおっしゃるので、とにかくおしまい。
仙波さんが「へたる」というリズムとかもっと聴きたかったなあ。
と言っても、だめですね、はいおしまい。

というわけで、いやもう、たいへんです。
大好きな山口ともさんに再会できたヒビキ、仙波師匠には
「こんなオトナになっちゃ、だめだよ」
と、5回ぐらい言われてました。
大丈夫ですって、そんなオトナは断じて師匠しかいませんから。

酒の精とヘルメスの住む、There are no place like in F.
いや、ほんとにTOKYOも懐深いっす。

キッズドラマー's 発表会とはいかなるや?

2007-07-09 | ライブハウスへ行こう!
Saraちゃんのブログからリンクして「ピアノ娘とドラム息子と親バカ母の日記」というブログを発見。
そこにドラムの発表会の模様の動画がありました。

ドラムのレッスンの発表会というのは
音源を使って、それに合わせて演奏するというものなんですね。
確かに、ドラムの発表会を組むのって、先生もたいへんそう。

ヒビキが今回2回目になるドラムの発表会というのは、
もともとはピアノとバイオリンと(フルートも?)
の先生方が主催されていて、全体としてはクラシックの発表会で、
そこへいきなりドラムセットというわけにも、音響的にもいかないので
スネアで勝負という、いわば「ボレロ」状態。
それはそれで曲を書き下ろしていただいたりとたいへんなのだが、
ソロらしい感じは素直にだせるのがいいところ。
(ドラムセットをたたけないのは残念なところ)

そういえば先日の東京交響楽団のコンサートでも
ラヴェルのボレロが演奏曲目になっていて、その曲では
寝てたヒビキを無理矢理起こして聴いてもらったのだが、
(プールだったんで、ちょっと無理だったんだよね)
ぽけっとみてたわりには、ドラムのクレシェンドについて何かわかるところがあったようだ。


2007/6/27 初台・東京オペラシティコンサートホールへでかけるヒビキ

というのは、その発表会でミッキーマウスマーチの伴奏をやるのだが、
クレシェンドのところがあって、レッスンのあとでヒビキ
「ピアノ(弱い)のところは、持ち方を変えてはどうか」
と言っていて、それが確信に満ちていたのはおそらく
ボレロで何か見たんじゃないかと、親バカ母は思うのである。

だけど、コドモっていうのは、
要するに単なるコドモなのか、
それともこれからなろうというのも含めてプロなのか
という肝心の軸足の違いこそあれ、いずれにしてもコドモな部分があって
そんなところが、逞しく、親バカ母には思われるのでございます。
というわけで、このところキッズドラマーたちのブログに
はまってまして……。

ヒビキ、kids meets jazzに潜入

2007-07-03 | ライブハウスへ行こう!
先週土曜はバンド練習+ドラム、日曜は原朋直先生の「kids meet jazz」のライブでなんと調布、いや府中まででかけてきた。
「コンサートおーすぎ」
と、ヒビキのクレームあり。

終演後にはどこへ行くと言ってそこ1軒しかないじゃんモスバーガーで
さっきいたお客さんやら、バンドのみなさんにまでお会いしてしまうという
のどか~なコンサートであった。

そして「東府中」は線路の間に草が生えていて、夏な駅であった。

その後親バカ母の・物理学者・妹に会って、新宿でお買い物など。
ヒビキ、持参の漢字ドリルやめんふやスティックをおもちゃに、
そこらでどんどん時間をつぶしてくれるのが、ありがとう、なのだった。
ありがとうついでにスタバでお茶して、せんせにかけ算の概念を教わったのだった。そうそう、あれがかけ算というものなんですよ。
覚えていてくれておるかね、ヒビキくん。。。。

しかし今日になってから、ヒビキが思いだしたのは、
そっちじゃなくて、kids meets jazzの演奏曲目のひとつであったドレミの歌。
思えば最初にちゃんとヒビキが聴いたドレミのうたは、
山口ともさんの廃品ドラムセットの独奏だったように思う。
先日のは、客席も巻き込んで、英語をひとことずつ曲にかぶせて発していく
というような仕込みのもので、
「おもしろかったよね」とヒビキがいうのは、
どうもジャズというよりかは、ラップっぽいと思ったらしい。
発する音というのは、
hello, blue sky, peanut butter sandwich
の三種類だったのだが、それらが出るタイミングも、ヒビキ
すらすらと覚えていた。

「kids meet jazz」に何回目かで来てるんだ、という親子もいて。
人気の催し物のようですよ。

吉祥寺、原朋直先生のライブへGO!

2007-05-16 | ライブハウスへ行こう!
親バカ父は、ジャズトランペッターの原朋直先生のレッスンに
月1回、通っている。
練習は厳しく、宿題は難易度が高い(らしい)。
少なくとも毎日練習しないと、追いつけない(らしい)。
原先生のクラスから、プロになる人もちらほら出ているそうである。

その原先生のライブが、去る5月5日、
吉祥寺は伊勢丹新館の7階にある美術館、
「武蔵野市立吉祥寺美術館」の企画ライブとして
行われるというので、さっそくヒビキもGO!

構成は、ピアノとのデュオ。
ピアノは、原セッションではおなじみの、ユキアリマサ氏。
会場はどちらかというとワークショップ向き、あるいは
大学内の小規模セミナーや講義という雰囲気の部屋だったが、
美術館の人たちが、なにやら浮き足だって楽しそうなのが印象的で、
もちろん観客も整理券ありで、立ち見がでるほどの活況ぶり。

ヒビキ、幼児期ほどくいいるように見ることはなくなって、
むしろ、コドモらしくだらだらしていたが、
どういう感想かは、親たちには読めず。
ただ1時間ちょっとの短いライブだったため、
連休明けの浜松帰りの直行状態であったにかかわらず、
緊張の糸は保っていたようだ。

して演奏は……親バカ母には、高度すぎて、むずかしかった!

ちなみに親バカ父の自宅での音階練習が、文字で書くとちょうど↓

ド  ミ  ソ  シ
レ  ファ ラ  ド
ミ  ソ  シ  レ
ファ ラ  ド  ミ~

という具合で、3度を4回上ったら、基音が全音分(半音でなく)あがる
という具合に吹いていき、
最後のミから今度は下ってくるというものなのだが、
このブコブコ吹いているのを、ヒビキ

ド  ミ  ソ  シ  ……に合わせて

ブコ ブコ
ブコ ブコ
はら とも
アド リブ~ ……ミ~ なのでここから下る

ブコ ブコ
ブコ ブコ
あさ がや
おぎ くぼ~ ……ド~ で終結

と時々親バカ父のそばで囃している。
と、その原先生が間近にいらっしゃったので、
親バカ達にはなんだかとても面白かったライブでもあったのだった。

バイオリンの先生が出番のコンサート

2007-04-26 | ライブハウスへ行こう!
ヒビキのバイオリンの先生が出演されるコンサートは、
川崎などで行われることが多いので
あまり出かけることが難しいのだが、
今回は中野での開催ということで、
さっそくチケットをゲット。
このブログでも、ひとまずご紹介しますね。

以前、自由演奏会の指揮者の杉山淳さんが、
「演奏難易度が低くて、音楽性が高い曲は貴重」
とおっしゃっていたが、
今回の演奏曲目も、それほど長くないなど、
聞き手に音楽の教養がどうしても必要というわけではなく、
メロディの華やかさとアンサンブルの楽しさが
幅広く楽しめるクラシック入門コンサートのようだ。

一方演奏者のほうは、全ての音が聞こえる小編成なので、
親バカ母、憶するに、オケのメンバーは、
逆に厳選されているものと見られる。

さて会場の「なかのZERO大ホール」というのは、
中野駅の操車場から見えるホームセンター「島忠」の向かいに、
中野の中央図書館と一体となった建物があるんですが、
その一角にあるホール。まだ席もあるようですよ。


2007 6/1(金) 19:00
なかのZEROホール

THE エッセンス オブ クラシック
東京交響楽団弦楽合奏団 ~6月のアヴェ・マリア~

〈出  演〉 ヴァイオリン=大谷康子
チェンバロ=曽根麻矢子
東京交響楽団メンバーによる弦楽合奏団
〈曲  目〉 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
ヴィヴァルディ:「四季」より"春"第1楽章
クライスラー:愛の喜び
サラサーテ:ナヴァーラ(ヴァイオリン・ソロ=大谷康子・田尻順)
ナラール:「椿姫ファンタジー」より"乾杯の歌"
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより
〈料  金〉 全席指定:3,000円
〈お問合せ〉 なかのZEROチケットセンター 03-3382-9990

巻上公一さんの羊。

2007-04-09 | ライブハウスへ行こう!

すごかった巻上公一さんのことを書くのがすっかり遅くなってしまった。
「金子鉄心さんが東京に現る!?」でご紹介したままのクレズマー合戦の模様、
例によって客席じゅうを練り歩くスタイルで、
チューバの人とかたいへんそうだったなあ。
金子さんのソロがあんまりなくて少し残念。
それから、すごかったのが巻上公一さんというわけなのでした。

舞台からの最初のひと言は「メエエエー」。
なんとニュージーランドから帰って来たばかりとのことで、
というアナウンスに応えての「羊語」でした。
その後はもう何語と言われても驚かないぞ、
という不思議語連発の巻上ワールド。

そしたらこの後もピットインで梅津さんと、とか、
新譜も出たりとか、
いろんな機会があるようなので要チェックでございます。

さてヒビキ、ライブではそれほどのめり込む様子はなかったのだが、
やっぱり曲は覚えて持ち帰っていた。
今でも時々、だんだんにテンポが速くなる「ヤンヤンヤン、ヤーヤヤー」
という曲を時々歌っている。
曲が持っているある種の冗談っ気も、がっつり把握してるし。

そろそろまたヒビキとライブに行きたいな、と思うこの頃でございます。

吾妻光良さんといえばjirokichiと夕焼け市

2007-04-07 | ライブハウスへ行こう!

そういえば吾妻光良さんの数少ないライブを聞く機会は、
阿佐ヶ谷高円寺近辺に住んでいれば案外身近である。
写真は、画像ファイルの情報によれば、2004年の夏のようなのだが、
吾妻さんたちが路上でバリバリに弾いていた。
(となりは材木屋さんなんですよね)
阿佐ヶ谷はある意味のんきな街で、そこだけ黒だかりの人出というわけではないが
そこいらじゅう大笑いだったように、親バカ母は覚えている。
ヒビキ4歳であったのに、アナーキーさで押され気味。

金子鉄心さんが東京に現る!?

2007-02-20 | ライブハウスへ行こう!
先にご案内しておきますね。

■東西対抗クレズマー合戦!!
2月22日(木)18:30開場/19:30開演
料金:前売・予約?2,700/当日?3,200 各ドリンク代別(?600~)
会場:東京 吉祥寺・STAR PINE'S CAFE
   東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16-B1F TEL:0422-23-2252
出演:
[東軍] BETSUNI NANMO KLEZMER(ベツニ・ナンモ・クレズマー)※当日出演が予定されるメンバー
 梅津和時:clarinets, saxes/中尾勘二:clarinet, soprano sax/多田葉子:alto
sax/関島岳郎:tuba/細川玄:trumpet/北陽一郎:trumpet
 松井亜由美:violin/向島ゆり子:violin/四家卯大:cello/張紅陽:accordion/立
花泰彦:contrabass/永田大和:drums/永田砂知子:marimba/巻上公一:vocal

[西軍] Freylekh Jamboree

この星群じゃなくって西軍のフレイレフ(フレイエフだっけ?)のメンバーとして金子さんがいらっしゃいます。

ちなみに、ヒビキ、かつてこのフレイレフの東京・新宿Disk Unionジャズ館で聴いたのが、「モーツアルト、トルコ行進曲」の認識はじめで、次がケータイの着信音。クラシック・コンサートのリスナー人口が国内1万人でジャズ人口と同数というのも、なるほどという実感ですが(あ、ちょっとずれてますね)、ヒビキの中では、クラシックというものが、どうしても冗談音楽という系譜と不可分になっているように親バカ母は感じるのだが、その源がここにあったりしてね。

鉄心さん、思い起こせばずいぶん前から言ってましたもん。
「あれでトルコ行進曲を知るというのはまずいでしょ……?」

クラシックの初歩的な冗談・脱線といえば、音階の変更(転調)や、メドレー、変奏曲。これ、いまヒビキがバイオリンでさかんにやってること。弾き始めた音から知ってる曲を弾き始める、知ってる曲と知ってる曲をつなげる、知ってるリズムを別の曲のリズムとして使う、変奏曲でないものを知ってるリズムで変奏する。その組み合わせはコドモらしくアナーキーであって、たとえばラップな(リズム)バイオリン初歩曲(メロディ)なんぞはいかが、という次第である。

それにねえ、小さい頃にピアノなどを習っていると、童謡というジャンルと初歩的なクラシック曲というのはとっても形式的に近いんだよね、山田耕筰的というか。で、コドモというのは基本的にアナーキーな上に、身の回りにはカラフルなおもちゃがあふれているので、どうしてもおもちゃのチャチャチャ的なリミックスが、かかる。すると自分が感じたところ、見えているところから、知ってる曲で好きなように弾きたい、変奏したいと思うのは、必然の流れではないか……と親バカ母は思うんですが、どんなもんでしょうか。その行く手に大輪の花のように矢野顕子さんがいる、というようなイメージなのですが。

もっともフレイレフは、別にクラシックがメインなわけではなくて、とんでもない、クレズマーがメインです。また東西対決って聞くだけでは安易な感じがすると思いますが、行くとけっこうマジですので、今回もきっとそーゆー様相になるのではないかと。

ぜひ。

ビッキーズ、デビュー

2007-01-03 | ライブハウスへ行こう!
音楽コドモ・ヒビキ(Ds)に親バカ父(F-horn)、親バカ母(p)が加わったファミリーバンド「ビッキーズ」が2006年24日、すなわちクリスマス・イブに、ついにDEBUTを果たした……んだった。親バカ母、本番が終わった安堵に、すっかり忘れとりました(笑)。

場所は東京・三軒茶屋「Stage p・f(ステージピーエフ)」というお店で、客席とステージがちょうど半分ずつになっている“参加型ライブBAR”とのこと。お店のホームページはこちら。
と、思ったら、お店のブログにその時の様子が、アップされているではありませんか! 早い! すごい!
しかもこれ、動画なんです。何秒もないんで、ぜひ。
URLはこちら↓
http://ameblo.jp/stagepf/entry-10022242286.html


この日はクリスマスイブとあって、プレゼント交換も企画されていた。MYにあげたい!というプレゼントを持って会場へ急ぐヒビキ。

お店はですね、三茶というと意外と駅から遠かったりするもんですが、すごく駅に近い。キャロットタワーのド前です。で、楽器がとにかくウッドベースからグランドピアノから、パーカッションは四助(当たりがね、チャンチキともいう、祭り囃子の時にならす金物)まで揃っていて、あとはあなたが弾けるかどうか、ということになるんですが、そこは譲り合ってやりましょうという感じのお店なんですね、これが。

そうこなくっちゃというMYPJの方がセットしてくださった貸し切りステージで、親バカ父がこのMYPJというバンド(featuringヴォーカルM.Y.の、スモールなビッグ・バンド)に参加させていただいてることから、ちょこっと演奏させてもらった次第。


トナカイのつのを着けて出番を待つヒビキ。

曲目は、スティービーワンダーの「I just called to say I love you」の1曲だったのだが……これがヒビキが予想外にウケたんですねえ。もうヒビキのごきげんなこと!

まずファミリー練習の時と違い、その場でベース、ギター、パーカッションが応援参加してくださり、みんなでセッションになったのがヒビキにはhappy。

またヒビキは元々、練習、リハ、本番の違いをよくわかっていて、お客さんがどう反応しているかも──2歳児のお遊戯会の時にすでに──よく見ている。だから、今回もみなさんが総立ちになって応援してくれ、拍手してくれたのを見逃すはずがない、わけなんです。

MDで聞き返してみると、ふだんより若干ぎこちない演奏ではあるのだが、ともかくおかげさまでHAPPYなデビューをかざれた様子。ありがとうございました。

自由演奏会2006横浜の模様

2006-11-28 | ライブハウスへ行こう!
11月25日に開催された杉山 淳の自由演奏会 横浜大会は、ドラムレッスンがあって、残念ながらヒビキ欠席。今回は堺武弥さんはこなくて、なんか曲目も事前発表があったようだ。
公式サイトは
http://www.yamaha.co.jp/jiyuuensoukai/index.php

演奏曲目
●マーチ「ブロックM」●ネッサンドルマ(誰も寝てはならぬ)●惑星より「木星(ジュピター)」(3拍子のコラール部分が中心のアレンジ)●スーザ・マーチ・カーニバル(ニューサウンズインブラス)●ディズニーメドレー(ニューサウンズインブラス)●バンドのための民話●ビリーブ(合唱奏)

参加した親バカ父(フリューゲルホルン)によると、実際の演奏曲目も、その通りであったらしい。(でも譜面読まないからな、あやしい)参加は約700名とか。

とはいえ、最近、親バカ父、ふだんにも増して演奏“活躍”がめざましい。先日のジャズバンドも、終わってから数日、毎日どこかのフレーズが蘇り、ジャズの愉しみ、という言葉通りの感慨が押し寄せる。

ジャズの愉しみ→喫茶店→ステンドグラス→銀座→大人

そう、親バカ母は図らずも「おとな」という言葉に到達するのだが、なにかしら大人が音楽で遊んでいるということが、コドモが音楽に出逢うために、もっともよいことであるに違いない。(手前みそ?)

ヒビキは先日のライブ以来、やはりドラムにインパクトがあったと見えて、どこへ行くにもドラムパッド持参モード(重いです正直)。来月は保育園のクリスマス会などがあってドラムレッスンは一時休会。

ぜんぜん関係ないけどTOKUさんは今月ライブラッシュ(いつもみたいですけど)。せっかく街に音楽があふれる季節だから、ヒビキもいろいろんなところで音楽のミューズに遭遇してもらいたいものだ。

自由演奏会の模様は、親バカ父のブログで
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/

鞴座(ふいござ)ライブへGO!

2006-10-30 | ライブハウスへ行こう!
大阪は元おかげ様ブラザーズの笛奏者・金子鉄心さんが、またまた東京でライブとのことで、千歳烏山へGO!

この前は吉祥寺曼荼羅2で「フレイエフ」のステージだったが、今回はアコーディオン、鉄心さん、ギターという編成のフットワークのいいアコースティック・トリオ。ケルトから西へ、クレズマーやジプシー音楽へとヨーロッパを横断しながら、その息づかいとリズムに踏み迷いつつ、勉強熱心でもあり、好きな音楽をやろうというだけでもあるバンドなのだった。

ところで鉄心さんだけなぜ楽器名が入っていないかというと、これがサックスというような、生野菜、もといアマやさしい楽器ではないからなのだ。鞴座WEB SITEによると、イーリアン・パイプ(アイリッシュ・バグパイプ)、ティン・ウィッスル、ロー・ウィッスル(鉄管みたいなやつ)、ケーナ、サックスと一通り。

特にこのイーリアン・パイプというのが、笛の精である鉄心さんが、笛を超え「鞴」すなわち自分の息ではないもので奏でようという(演奏中の顔を見ると相変わらず口で歌っているのだが)、したがってご本人曰く「この楽器は、ときどき私にも理解できないことがある」という代物。

ちなみに鉄心さんのステージは一度みたほうがいいです。一度みるだけで、誰でもリコーダが吹けるようになることうけあい。笛ってあんなに簡単なのか、っていうイメージトレーニングが強烈だからです。

というわけで、ヒビキも熱心に見てましたが、やっぱり翌日、そこらにあったリコーダーを思わず手にとって吹いてみてみてました。ほんと、イメージトレーニング強烈なんですもの。

しかし今回のステージはほんと、すばらしかった。今度はいつかなあ。

PANJAスイング・オーケストラを初体験

2006-09-23 | ライブハウスへ行こう!
親子ペア席というのがありまして、行ってみたら、前立腺ガンのキャンペーンだから「娘とお父さんで来て欲しい」とのこと。そこまで言うだけのことはあって仕込みは隆々のこのコンサート、まあこのメンツですから、特に影響はなかったとも言えて……。

■9月21日(木)後楽園・文京シビックホール
「山下洋輔PANJAスイング・オーケストラ」
19:00
山下洋輔(p)、杉本喜代志(g)、吉野弘志(b)、村上 ‘ポンタ'秀一(ds)、藤陵雅裕、梅津和時、片山広明、石兼武美(sax)、藤本忍、松島啓之、吉田哲治(tp)、中路英明(tb)、ゲスト:大貫妙子(vo)、日野皓正(tp)、坂田明(as)、渡辺香津美(g)
ブルークローバーチャリティーコンサート事務局
TEL 03-5452-0970
HOMEPAGE
http://www.asahi.com/blueclover2006/cons.html

というわけで、このコンサートにヒビキと親バカ母でもってGO!
ヒビキはそれほど感銘を受けてなかったみたいだったけど、どうかな、あんなちゃんとしたスイングは初めてでは?
ポンタさんは、前回われわれが見たのがTOKUとの超小規模コンサートだっただけに、今回は、そこへ来る、とわかっているのに、わかったところに音が入ってそれでもドキドキしてしまうようなキメの演奏。
山下洋輔さんって、いろいろとテキストコンシャスな方ですが、今回はすごさを再認識しました。ちなみに坂田さんと梅津さんという、サックス陣は、別々にふざけてました。ついでにウチブームでもある「カイヤ!」がでてきたのには驚きました。

というわけなんですが、そのコンサートちらしに、和丸の出る日野皓正氏イベントを発見。ちなみに、和丸、石若駿、鬼束大我、と3人のちびっこドラマーも出演するとのこと。1991年、1992年、1998年生まれという若さ。今年ピットインの厚生年金のイベントに出ていたのは、おそらく鬼束大我くんだったのではないでしょうか。

なんか一頃と違って、ヒビキ、感情がすなおに出てこないというか、素直に楽しまずに、これはいったいどういうものなのかという社会性のようなものが先に立つ雰囲気あり。

Rocketboomでプリンスを体験

2006-06-27 | ライブハウスへ行こう!
親バカ母がはまっているビデオブログ、いわゆるvlogの「Rocketboom」を、ヒビキにも見せたらこれが意外と受けている。コドモは動画が好きなので(なにしろ情報量が多いから)、さもありなんとは思ったが、あそこまでフツーに英語が流れてても、やはり絵の力で「見れて」しまうのだろう。

そのうち、親バカ母、このサイトの他のロールで、プリンスがギター一本のミニライブ映像の回があるのを発見。(ロケットブームはほとんど放送局なので、短いながらイベント取材の特集番組といった趣)オープニングのテロップのところから音が流れるので、始まった瞬間、このギター、これこれ、こういう短いけれどもすごい音を弾いてもらいたいんだよ……とギターを弾く親バカ父にサンプルとして教えよう、と思ったら、なあんだプリンスだったのだ。あやうくバカ妻になるところだった。プリンスファンならずとも必聴のvlog。


ちょうどヒビキにプリンスを聴かせてみたい、と先日親バカ父に「KISS」を入手してもらった矢先だったこともあり。果たしてヒビキの反応は──オープニング直後にカッティングでギターがリズムを刻み始めたところから、ごきげんに揺れ始め、途中いろいろインタビューがはさまるので気が散り、おしまいに「どお?」ときくと

「かっこいいねえ。かっこいい。かっこいいよ」と3回。親バカ母も「そうだよねえ、かっこいいよねえ」とダメ押したりして。

ポンタさん、足もボケてた。

2006-06-03 | ライブハウスへ行こう!
ドッか~ン。えっとですね、ボケるというのは、ヒビキのひょーげんで、ニつ打ちのことなのでございます。先日浜松で行われた村上ポンタ秀一&TOKUのライブにバカ親達とヒビキでGO、その時間近で見たポンタさんが、足も二つ打ちしていた、と今日になってヒビキ、突然言ったわけなんです。
「片手ですごい長い間ロールができるんだよね」とまず親バカ父。
「ポンタさん、足もボケてたね」
「そーなんだよ」と親バカ父。
「え、なに? それどーゆーこと?」
親バカ母、にわかにはわかんなかったざんす。
と、親バカ父の相づちで調子づいたヒビキ、
「ドコドコドコって叩いている時は、おどかしてるんだよね
「……、……」
「みんなが見てても何にもしないところは、別にいーよってことでしょ。違う?」
お、出た出た、例の「違う?」だ。オトナについてわからないことを推測して言うときのヒビキの接尾語だ。
そのあといろいろ言ってた、よーな気もする。
それと、ヒビキはどうやら選曲も気に入ってたみたいだ。あれもいい曲だった、これもおもしろいといろいろ思いだしている。

というわけで。今日はサタデー恒例ドラムレッスンだ。レッスン終了後すごくもじもじしてたヒビキ、あとで聞いたら、ポンタさんに逢ったことを先生に言おうと思ったんだって。中身はまた後日。


今日のアフターレッスンは、ヒビキの好物ドトールのミラノサンドA。

余韻、雨後のタケノコ

2006-05-31 | ライブハウスへ行こう!
今日のヒビキは森山威男(Dr.)が、渋谷毅(P)とのコラボによるシーソー(SeaSaw)というアルバムのなかで叩いているドラムソロを思い出したり、TOKUのアルバムを聴いたり。(親バカ父、TOKUのアルバムは全部持ってる!と豪語)

バイオリンも取り出しては弾いていたが、どうも注意点が直らない。
1 あごをしっかり
2 手のひらから浮かせてバイオリンを高く
3 譜面台に向かって体を斜めに
の3つがはまるとかなりサマになると思うのだが、その一歩が遠いらしい。少しかすれ気味の音色だし。

先日のポンタさん達のライブで聴いた音楽も、少しずつ反芻し始めている。よだれが垂れるほどの集中(=緊張)→繰り返し聴く(=憶いだす)→アウトプット といういつものプロセスに少しずつ軌道が合ってきている。

ただ先日のポンタ&TOKUライブでのオトナ達のトークと笑いのリアクションは、めくるめく不可思議であったらしく(ま、そりゃそうかもしれません)、だがコドモはそうだったとも表現できないので、「あの時ポンタさんがドンドンと叩いたのは、~だったからでしょ? そーお? 違う?」というように質問する。(おそらくいろいろと考えた結果なんだろうと思われる)。けどさっ。オトナはその時はわかるけど、長くは憶えてらんないのよ、という面もあって、摺り合わせは結構むずかしかったり。もうね、解釈ですから。