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日々あらたに

3/11の大震災以降、数多くの変化が起きています。その変化をとらえ、新しい時代について観察を続けていきます。

メコン地域に6000億円

2012年04月25日 | 日記

久しぶりに前向きな良い話。

 

メコン地域に600億円

政府は東南アジアのメコン川流域諸国のインフラ投資を強化する。・・・事業総額2兆3000億円の主要インフラ案件のリストを提示し、2013年度から3年間で約6000億円の政府開発援助(ODA)の実施を表明する。

インドシナ半島を横断する国際幹線道路「東西経済回廊」の改良事業など官民をあげてインフラ輸出を推進する。

・・・会議には、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの5ヶ国が参加。共同文書「東京戦略2012」を採択する。5ヶ国はASEANの中でも潜在成長力が高い地域。政府は港湾や道路、発電所、高速鉄道事業など5ヶ国合計で57案件の事業への参加を計画する。

・・・メコン地域は地政学的な要衝。東西経済回廊を整備すれば、南シナ海からインド洋に抜ける物流の改善が期待できる。タイに集積する日本の自動車産業の競争力強化にもつながる・・・(日経 4/21)

 

ここのところめずらしい?・・・久しぶりに良い話。

日本政府が主導したのかどうかはしらないが、ミャンマー民主化の動きと合わせ、久しぶりにグッドタイミングでの発表。

東南アジアの東西経済回廊は物流の要衝である。この要衝の整備は、現地国は当然だが、日本にとっても大きなメリットがある。

ミャンマーの産業発展への貢献、大災害時のリスク分散、(インフラ支援という)日本企業の強みの発揮のみならず、中国への政治・経済的対抗も期待できる。

明るいニュースである。


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