Underneath The Radio / Goldenboy
ゴールデンボーイの2nd。
もう少し気の利いたネーミングは考え付かなかったのかと思わずにはいられないゴールデンボーイだが、これはエリオット・スミスが冗談半分に付けたらしいので、いた仕方なしというトコロなのだろう。
男二人組なのだが、主要人物のショーン・サリヴァン(多分ジャケットに一人だけ写っている方だと思われる)は、エリオット・スミスやニール・フィン、イールズなどのツアーメンバーだったようであり、このアルバムにもニール・フィンやリサ・ゲルマーノらが参加している。
上記アーティストらの影響がかなり垣間見え、特にファルセットで歌われるM⑤などはエリオット・スミスそのものである。
まろやかでウェットなポップソングは、ベルセバやティーンエイジ・ファンクラブあたりに似た感触。
特にM⑨のホーンの使い方などはベルセバ感ムンムンである。
良いポップソングを集めた好盤だが、クオリティのわりに突き刺さってこないというか、そんな物足りなさも・・・。
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