20年間無敗の雀鬼・桜井章一。麻雀をする人ならば、ほとんどがその名を知っている伝説の男である。彼は相手の手の内が分かってしまうらしく、迷っている相手に(!)切る牌を教えてあげたりするのだそうだ。そんなアンビリーバブルな境地に到達した彼の著書。別に自己啓発本とかビジネス本とかではなくて、彼自身が感じたことを綴っていると、そんな本である。
たいていはこの手の本は読まないのだが、浅草キッドの対談番組のゲストで桜井章一が出演し、“流れ”について語っていたので、非常に興味を持った。自分自身、流れというものをかなり重視していて、仕事でも流れが悪くなりそうだというだけの理由で人と会わなかったり、手を付けなかったりする。これが、どうしても理解できない人が結構いるのだが、桜井章一が「流れが存在しないと思う方がおかしい」と言ってくれれば心情的に鬼に金棒である。まあ、彼の感じている流れのレベルとは比較にならないとは思うが。。
流れについて言えば、さらに面白いことが書いてある。それは負けるということ。敢えて負けたり、きれいに負けることによって流れを作りだすということである。恐るべし桜井章一。普通は負けると流れが悪くなると思いがちだが、負け方によってそれを覆すという発想。発想というよりも、彼には分かってるんだろうな、多分。
麻雀の打ち方にしても「やわらかく牌を持つ」「最短距離でつもる」など、昔なら無意味に思えたであろう言葉が結構ピンときたりするし、自分がいかにダメな麻雀をしていたかもつくづくと思い知らされる。
何かを学ぼうとかどうとか、そんな邪心を持たなくても単純に読み物としても面白い本。
たいていはこの手の本は読まないのだが、浅草キッドの対談番組のゲストで桜井章一が出演し、“流れ”について語っていたので、非常に興味を持った。自分自身、流れというものをかなり重視していて、仕事でも流れが悪くなりそうだというだけの理由で人と会わなかったり、手を付けなかったりする。これが、どうしても理解できない人が結構いるのだが、桜井章一が「流れが存在しないと思う方がおかしい」と言ってくれれば心情的に鬼に金棒である。まあ、彼の感じている流れのレベルとは比較にならないとは思うが。。
流れについて言えば、さらに面白いことが書いてある。それは負けるということ。敢えて負けたり、きれいに負けることによって流れを作りだすということである。恐るべし桜井章一。普通は負けると流れが悪くなると思いがちだが、負け方によってそれを覆すという発想。発想というよりも、彼には分かってるんだろうな、多分。
麻雀の打ち方にしても「やわらかく牌を持つ」「最短距離でつもる」など、昔なら無意味に思えたであろう言葉が結構ピンときたりするし、自分がいかにダメな麻雀をしていたかもつくづくと思い知らされる。
何かを学ぼうとかどうとか、そんな邪心を持たなくても単純に読み物としても面白い本。
伝説度合いでは前田にも通じるものがあると思いますよ。
高校生の時、ホント音楽同様に麻雀にもハマりました!
で、技術がない言い訳ではないんですが自分も「流れ」というのは最重要視していましたね。
>敢えて負けたり、きれいに負けることによって流れを作りだすということである。
これはホントにツキの流れが変わりますからね。
仕事でも「行く時は玉砕してでも前に出る」というのは麻雀から学びましたね。
それ以外でも仕事上ではかなり麻雀で体感した事が反映されている自分なのです。
>仕事上ではかなり麻雀で体感した事が反映されている
さすが。
プロレス好きとしては、負け方に目を向けてなかった自分に、アチャーという思いです。
特に麻雀だと、負けそうになると相手の足を引っ張っての両リン狙いをしてたよなぁ。。。反省。
>nobutaさん
僕も、朝からパチンコ、昼は競馬、夜から麻雀というギャンブルトライアスロンや定例の50時間麻雀などバカなことをやってました。もちろん人生の役にはまったく立っていません!
高校から大学まではハマリまくっていました!
特に大学1,2年の時は、学校に行くには雀荘の前を通らなくてはならなかったので、よく呼び止められては講義をサボらされてました(笑)。
最近はあんまりやってません。