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へら浮子とJAZZが好き

へら浮子叡峰の製作日記と今日聴きたいJAZZ

四枚合わせ・セミカン風始末記 そのⅢ

2012-09-09 09:29:28 | ヘラブナ釣り
  今日は三回目の塗りが乾いた所で
恒例の水ペーパーでの研ぎをします。







 この後、補強飾りを兼ねた絹のより糸
足元巻く作業をします。

 肩部足元には、何時ものように
滑り止めの傷を、横向きに入れておきます。



 肩部巻き終わり



 足部巻き終わり



 そして四回目の塗りをしてやります。
其の侭、一週間程乾燥させ



肩部は



足元は



此れを、又研いでやります。


ここで、チョッとした拘りを・・・

肩部の糸巻きは、トップ側から1~2mm
トップに被せて
巻いておきます。



勿論足側も、竹足に1~2mm被せて
巻いておきます。



補強と出来上がり時に、段差が出来にくい様にですが
「効果は?」と聞かれると・・・  う~ん  昔からそうしてきたからです



 今度は、肩とトップの境
足元と竹足に、黒のラインで化粧飾りを入れ



 カシュウを入れてやります。
以前にも書きましたが、を入れるのは
作った浮きに、責任を持つと言う証です。



此処で更に、小さなこだわりを



 この作業の後は、一週間以上
ゆっくり乾燥させます


 この後の作業は、今までの浮き作りと
殆ど同じ工程で進めます。
 
 出来るだけ綺麗に、しっかりと作りたければ
焦らずに、ゆっくり時間を掛けて作業をする事です。
 焦って先へ進むと、失敗の確率が高くなるだけですから。



 今日の一枚   DAVID HAZELTINE - THE Classic Trio