妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

言葉は通じなくても感情は通じる筈だ

2014-11-24 15:44:40 | 認知症介護

施設からの帰りみち…カーブなので正面に絵画のように映ります…かなりの古木

今日の昼食介助

前回(3日前)は、いつもは対面すると何がしかの声掛けや手を握ったりするのを、黙って

椅子を並べて暫く顔を見つめていた。

 

私の気配を感じたのか両瞼をヒクヒクと動かして目を開けようとしたが、開く力がな

く開けなかった。

左瞼を下げてやって 目を開くと私を見つめたが認識出来たかは判らなかった?

 

今日もまた思い付いたことを試してみました。

目は開かない

声は発しない

無表情

意思の疎通が出来ない

・・・言葉を掛けても何も伝えられないので、無言でこちらの思いを伝えられないのかと

試してみようと思ったのです。

 

人間でも言葉がない人類発生の初期の頃はの様な何かの伝達手段があったと思う

人間も幼児の頃は何かの伝達手段があったが、言葉を覚えてから頭の何処かへ

しまってしまったのかも。

 

妻の脳はアルツハイマー病で破壊されたが動物の脳くらいの働きは残っていると思う。

もしかして動物の脳は 人間並みか、それ以上かも 人間は動物の脳の他に人間だけの

別の何かがあるのかも?

 

今後は声掛けと同時に気持ち・思い・を込めて食事介助に当ってみようと思った。

 

今日も目は瞑ったまゝ・声を発しない・無表情・だったが完食。

しかし、私を全然認識出来なかったとは思いたくはない

ただただ表現が出来なかったのだと思うことにした

次の面会も食事介助に応えてもらえればそれだけで十分です!!



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