東谷山フルーツパークから、友人との待ち合わせ場所にやって来ました。
ここは愛知県瀬戸市、住宅地の中にある寿司の清月(せいげつ)です。
「暖簾の文字、寿司遊清月かな」
暖簾をくぐって入ったら、カウンター席に友人は座っていました。
この日は、駐車場も店内も、いっぱいでした。
メニューが出てきました。
こちら、昼メニューは2種類のみ。1700円の志野と、ほぼ倍の織部です。友人はゆっくりメニューを見ていましたが、それを遮り注文。
「志野にしてください」
年金生活者に選択肢はありません。
お喋りをしていたら、出てきました。茶碗蒸しと小箱。
茶碗蒸し、季節感あります。
小箱の中は、上が南瓜・冬瓜などの煮物、下は煮豆と白和えです。季節によって替わるのか、月替わりなのか、来るたびに料理が異なります。
つづいて握り寿司とお吸い物です。
まん中に、鉄火とかっぱ巻き、卵。周囲は時計回りに、マグロ、タイ、シマアジ、エビ、シャコです。
具は練り物に、香り立つ三つ葉でした。
最後はデザートです。手作り羊羹と果物。
上下二色の羊羹です。
下からオレンジ、キウイフルーツ、バナナ、パイナップル、そして右上は柿ですが、実そのものではなくて、果肉を加工したものでした。
丁寧な仕事の美味しい料理と寿司。
こちらは鈴虫を飼っていて、季節外れの虫の音を聞きながらいただきました。
「満腹、満腹」
ただこちら、お皿の出し下げ、ちょっとせわしいんですよね。今日は白和えが残っているのに、下げられそうになりました。への次郎は慣れていますが、初心者はびっくりしますよ。
「女将! もう少し落ち着いたほうがいいよ」
【評価】◎次回も来たい