今年初めての台風が接近したこの日、朝から中央道を北上しました。風雨強まる中、諏訪湖で進路を東京方向に変えると、急に雨量が少なくなりました。
やって来たのは山梨県笛吹市にある桔梗信玄餅工場テーマパークです。
への次郎 「工場の回りに、いろんな施設があるんだね」
奥さん 「まずは、ランチじゃない」
ここは、工場の東側にある水琴茶堂です。
落ち着いた和の雰囲気の中で選んだメニューは、
への次郎がほうとう(1300円)。山梨に来たら外せないでしょう、この郷土料理!
奥さんは、かわいい小鉢のオンパレード(1300円)。
ゆっくりと時間をかけていただいて外に出てくると、目の前に林立した朱色の旗。
その先には、一宮浅間神社より分祀された餅もちの社がありました。
工場の西側に来ると、人々が工場見学に吸い込まれていました。右手を見たら、
奥さん 「詰め放題をやってたんだね」
への次郎 「とっくに終わってる!」
気分を切り替え、おじさんの後をついて工場に入ると、
全身白装束の人々がせわしく働いていました。手前で個包装し、向こうでパック詰め。
への次郎 「流れから、はじかれている餅があるなぁ」
奥さん 「あれ、アウトレット商品になるんじゃないの?」
急にアウトレット商品が気になってきて、急いで売り場に行ってみると、
洋菓子・和菓子のほかに、せんべいや珍味、生野菜も置かれていました。
買ったのは、これ。運よく、この日最後の信玄餅も2袋(一袋380円)手に入りました。
店舗の外にあったベンチに座り、さっそくエクレアを味見。
奥さん 「ほら見て! チョコのコーティング、分厚いよ」
への次郎 「ほんとだ。真ん中の谷の部分、5ミリはあるね」
台風の接近による雨天にもかかわらず、大いに楽しむことができました。
信玄餅の工場を後にし、駐車場に戻って来ると、その先にかぶとむしの森がありました。
足を踏み入れると、クヌギやコナラの木がうっそうと茂っていました。
への次郎 「カブトムシは、こういう木に来るんだよね」
奥さん 「信玄餅にカブトムシ、夏には二つが楽しめるんだね、ここ」
つづく