「副隊長、あなただってフル可動になれる…あきらめるなっ！」
さてさて、しょくぱんマンタロウさんから【ソフビに直接関節を仕込む方法】なるコメントをいただいていたんですが、なかなか作業する時間が取れなくて昨年中にアップの予定が大幅に遅れて今になってしまいました。
この【ソフビに直接関節を仕込む方法】は虎目さんが運営されている虎目式人形庭園というサイトの記事を参考にさせていただきました。虎目さん、参考リンクを快く承諾いただきありがとうございます。
まず用意するものですが、
①可動化させたいソフビ(今回は副隊長のソフビをチョイス)
実は私、ヘルライダーは以前にアクヒロをベースにダダを可動化させようとしたんですが、塗ってたら気が狂いそうなあの模様と、丸みをおびた体型は崩したくないなぁと思い断念しておりました。
その名残でソフビもバラバラ状態で放置してたので、「これを使わぬ手はない」と思い、実験も兼ねてるので失敗しても痛くないコイツを選択。
②グルーガン(ホットボンド)
その昔、「コレ何に使うんやろ？」と思っていましたが、今回の作業ではこのグルーガンが大活躍します。
棒状になったボンドを差込み、高温で溶かし、先端から熱いボンドが流れ出ます。冷めたらゴム状になります。
ホームセンターや、100円ショップのダイソーにも300円で売ってます。銃みたいに引き金のついてるものがオススメ。
あとグルーガンには、スイッチがないのでコンセントにつなぐと、いつまでも熱いままで先端に残ったボンドが垂れてくるのでスイッチを咬ますと良いかもしれません。
③各種関節キット(上：イエローサブマリン製 球体ジョイント
下：wave製 ＰＣ-03 P・キャップ)
虎目さんは、ボークス製のＤＭジョイントを使用されてますが、私はボークスのショップに行ったにもかかわらず見つけられなかったので「もう似たようなジョイントでエエんちゃうの？」ってことでコレをチョイス。
…あっ、そういえばＰＣ-03のプラサポ①の方はほとんど使いませんでした。正直、P・キャップがあったらいらんかも。
④時間…。
以上です。
さて作業方法ですが、基本的には関節を仕込みたい場所に球体ジョイントを入れるだけです。
ポリキャップ(右)の凸部を切断(左)
球体ジョイントにポリキャップをつける
ポリキャップの来る位置ぐらいにホットボンドを流し込む
場所によってはボンドの流れすぎを防ぐため、ティッシュを詰めます。
ボンドが硬化(冷える)前に
ポリキャップをつけたまま押し込んで固定。
硬化したら球体ジョイントを回しながら外します。以外に簡単に外れます。
受け軸のポリキャップが良いポジションにしっかりとボンドで固定されるのであとはハメ直すだけです。
詳しくは虎目さんのサイトに図解入りで説明されてるので、そちらをご覧ください。
ここで緊急事態発生！
球体ジョイントが足らなくなってしまいました。
イエサブ製は、色んな大きさの球体ジョイントが入っているのはいいのですが、一番小さいジョイントは結局使えなかったので(小さすぎて使い道がない…)、予定より断然足りません。
ボークスまで行くのはめんどくさい…。
そんな時に近場のジョーシンでコレを見つけました。
(コトブキヤ製 ポリユニット ダブルボール)
こいつを足に装着
ポリキャップの受け軸に
ポリユニットを仮組みしてみて
この位置がいいかな？だいたいのアタリをつけたら
関節部にティッシュを丸めて詰めます。
両足を腰部にハメこみ立たせます。ズレたりしないように赤いビニールテープを巻いてます。
ホットボンドを流し込みます。
場所が場所だけに、結構気前よくボンドを流しました。
ダダの関節部図解
頭部と腰部には関節を仕込まずソフビの可動範囲のままにしてます。
同時進行のザラブ関節部図解
ダダだけでなく実はザラブもアクヒロベースで可動化を考えましたが、「身体の模様をどうしようかなぁ～。」と思っている内に保留。
これまたバラバラ状態で放置していたのでチョイス。
ザラブは腰部にジョイントを仕込みました。ソフビの咬み合わせ部を切断していたので…。
ってことで完成です。
はい。ポーズ。
2人とも光線のポーズができます。
前傾姿勢もできます。これはうれしい♪
はじめての挑戦だったので無駄に時間がかかりましたが、なんとか完成いたしました。
最後に
虎目さん。判りやすい改造レシピのおかげで道に迷わずにすみました。心より感謝いたします。
しょくぱんマンタロウさん。情報提供ホントありがとうございます。
