幼馴染のエルフが、バルタン星人の王となり、宇宙を征服しようと計画していることを、セブンから聞いたタロウは、単身バルタン星に乗り込んだ。そこでタロウが目にしたのは、キングバルタンを名乗る親友エルフだった…。
「おまえはエルフ!」
「フフフ、そうさエルフだ。」
「この軍団さえあれば、宇宙は思いのままよ。…冷たいウルトラの連中よりも、いがいに優しいバルタン星人を助けてやるんだ。」
「なぁエルフ、いっしょに帰ろう。」
「さぁ、ゲームは終わりだ。」
「セブンにむかし習ったワイドショットで、死ねーっ、タロウ!」
「エルフ!?」
「フフフ」
「うわっ」
「見のがしてやる。行けよ、タロウ!」
「…一人では帰らん。いっしょに帰ろう。」
「タロウ…なぜ、おまえは、そんなにやさしいんだ。」
「おぼえているだろう。あの砂漠のプラズマの夕日を二人で見たことを…。」
「プラズマの夕日…。」
「エルフ…。」
「オレみたいなひねくれ者に、おまえは…ううっ。」
「エルフ、わかってくれたんだね。」
「うらぎり者め、死ね~っ!」
「タロウ、やつらをけちらすぞ!」
「おう!」
「くそ、てきの数が多すぎる。」
「ちくしょう、きりがないぜ。」
タロウとエルフはとうとうバルタン星人につかまってしまった。
「エルフのたてた計画でウルトラの国全滅作戦開始だ!」
「タロウ、あの計画をとめるには軍団の司令室のゼネラルエネルギー源をこわせばいい」
「しかしだ、ここをどうやってぬけ出すか…」
「だいじょうぶ、まかせてくれ。」
「ウルトラダイナマイト!」
「しまった。警報ブザーにひっかかった。」
「…タロウ!ウルトラダイナマイトのやり方を教えてくれ。」
「えっ」
「たのむ…。」
「…コツは、心臓にすべての力を集めるんだ。すると…、エネルギーが一気に集まって、また出ようとする。その力を利用するんだ。」
「心臓に…。」
「しかし復元は、練習をしないとできない。」
「そうか…。」
「うっ」
「きたか、バルタン。」
「タロウ、オレはエネルギー源の中で爆発する。」
「むりだ、エルフ!おまえは元に戻る練習をしていない。」
「しょうちのうえだ。ありがとう、タロウ。」
「やめろ、エルフ!」
「タロウ、友情をありがとうよ。わすれないぜ。」
「エルフ~ッ!」
「エルフ…。くっ!時間がない、エルフさらばだ。」
「タロウ…。」
「救えなかった…、エルフを…。」
以上、小学館コミック「ザ・ウルトラマン(ジョーニアスではない)」に掲載された「友情は永遠に…タロウとエルフ」のエピソードをウル超で再現してみました。
これは私自身がはじめて目にした「オリジナルウルトラ漫画の雄~内山まもる先生」の作品ということもあり大変印象に残ってる男泣きエピソードです。
当時これが掲載されていた「小学館の学習雑誌」はまさにボロボロになるまで読み、20円のガチャガチャでセブンが当たるとオデコにマジックで星マークを書いてエルフにでっち上げたものです。
もし興味をもたれた方、またこのエピソードに覚えのある方、「ザ・ウルトラマン」は文庫化されてるので是非一読ください。
なおエルフのエピソードは4巻収録です♪
ってことでウルトラアクションヒーロー改「ウルトラマンエルフ」です。
今回の改造ですが…
まず腰にポールジョイントを仕込んだので腰をひねらせることができます。…ただしお腹のラインがズレるのでひねらせすぎるとかなりヘンです。
それから手首を切断させ手首交換用の穴を開けました。だからジャンケンも出来ます。
実は「ウルトラアクションヒーローのメビウス」の可動を増やそうと思っていたのではたしてホントに可能なのか…?ってことで練習がてらエルフ製作となったのです。
可動以外は大した改造ではないので失敗してもまぁいいか~♪って軽い気持ちもあったんですけどね。
そうそう!アクヒロの腰可動の最大のネックであるサウンド機能ですが
…活かすことは無理です!!結局ひきちぎりました…。
もうちょっとラクに可動化できると思ってましたが…正直大変ですわ。
やめた方が良いです。
可動に関してはリュウケンドーの「アクションヒ-ロープロ」を使った方が絶対ラクです。本当です信じてください山中隊員!
友情は永遠に…
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ウルトラアクションヒーロー ザ・ウルトラマン 内山まもる