「がんばら～い」
「がんばら～い」
「ヲイ！フィリップ、今日って『ＷＦＣアクセル』の発売日だっけ？」
「ググれカ…検索しなよ翔太郎。もうとっくに発売中だよ。」
「あ～買い物はバイクがないとキツいなぁ。」
「…ボクが買ってきてあげようか？」
「えっ？マジ？」
「アクセルの玩具は統計的に塗りが酷いのが多く含まれているらしい。…実に興味深い…。」
「うぉぉぉぉぉぉ…」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…。」
「ぉぉぉぉぉ～っ！」
「うわっ！危ねぇ！」
「何だ？」
「俺はこの日を待っていた…。」
「何だ？」
「ヲイっ！フィリップ、検索しろよ！」
「へんっ…」
「しんっ！」
ギ
ゴ
ガ
ガ
「さぁ振り切るぜ！」
「とりあえず、ヨドバシカメラまで頼むよ…。」
「行ってらっしゃ～い。」
「買ってきた…。」
「なんだ…言うほど塗りは酷くないじゃないか？」
「……。」
「俺は違うからなっ！！！」
「がんばら～い」
「がんばら～い」
…ってことで買ってきました。
何のことはない。某大型電気店に普通に売ってました。
WFC版 仮面ライダーＷ ファングジョーカーです。
もちろん『はんぶんこ』になります。
今後発売されるフィギュアーツ版には無い
オリジナルの『ファングメタル』や『ファングトリガー』とかにも出来たりします。
WFCのそういう玩具っぽいとこが好きです。
可動範囲は狭いけどね…。
差込み式で再現できます『ショルダーファング』『アームファング』…
『ファング！マキシマムドライブ！！』
「うわっ！危ねぇぇぇぇ！」
「危ねぇじゃないか、フィリップ…危うく真っ二つにされるとこだったぜ。」
「安心しなよ、翔太郎。斬る時はタテに斬るから…。」
「ねぇ…？」
「あん？」
「今後、ボクの扱いはどうなるのかな？…実に興味ぶかいよ。」
「えっ？…いや…その…。」
「翔太郎！イイ考えがある！『シンケンレッド』だ。」
「がんばら～い」
「がんばら～い」
「ヲイ、フィリップ！お前なんか背ぇ縮んでねぇか？」
「…ググれカS…じゃなかった検索しなよ翔太郎。これは食玩サイズだ。」
食玩 仮面ライダーダブルファングキット
【2.ファングジョーカー】
「なんだよ…食玩かよ。」
「食玩ながら、全身15ヵ所可動。これは実に興味深い…。」
「おぉっ！スゲェ！WFCシリーズより動くんじゃねーか。」
「しかも！(旧)装着変身と同サイズ」
「おぉっ！スゲェ！装着クウガや食玩サガと並べられるんじゃねーか。」
「…劇中でそんなシーンないけど…。」
「組み立てはプラモ式だが、ニッパーを使わなくてもランナーから綺麗に外れる！」
「おぉっ！スゲェ！小さい子でも、せっかちなおっさんでも綺麗に作れるじゃねーか。」
「でも『半分こ』に出来ないよね？」
「うっ！」
「ひょっとしてWFCのファングジョーカー買いそびれた？」
「ヲイ！フィリップ！どこかにWFC版売ってねーのかよ？」
「検索を始めよう…キーワードは『でじたみん』『あみあみ』『ベルハウス』『アット』『ノダヤ』…。」
「なんか一時の『S.I.C.争奪戦』みたいでキモいぞ…。」
「がんばら～い」
「がんばら～い」
「翔太郎！何処にも『ファングメモリ』が売ってないんだ。たかだか子どものおもちゃなのに『瞬殺』だなんて…。そんな馬鹿な…。」
「フィリップ…大人なんてのはなぁ…いくら子どもの前で偉そうな顔してても、心の中はいつまでも『半人前のお子様』ってこった。」
「なんか『玩具おたく』を美化して言ってない？」
「まぁ『ハードボイルド』な俺には『DX』が再販されるまでこれで十分。」
「なんだ…食玩かぁ。」
食玩 仮面ライダーダブル ファングキット
【1.ファングメモリ】
「食玩でも…変形！」
「ゾクゾクするねぇ」
「搭乗！」
「ゾクゾクするねぇ」
「フィリップはいいよなぁ～。乗り物があって…。」
「アバアバアバアバアバレンジャ～♪」
