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(表は 危機に強い(米欧)大企業 )先進国では政府や経済学者が新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の経済的影響を試算しようと躍起になっている。この混乱の中で少なくとも1つだけ明らかなのは、今後は一握りの力のある企業がさらに影響力を増していくということだ。一部の企業は金融の安定に貢献している。米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンの債務保証コストはカナダ政府のそれよりも安い。米アップルが抱える手元資金は2070億ドル(約22兆円)と、ほとんどの国の財政刺激策の規模を上回る。英蘭日用品大手ユニリーバは多くのサプライヤーに支払いを迅速化し、資金供給を急いでいる。これらの「勝ち組」企業は長期的には、弱体化した競合他社より積極的に投資したり、あるいはそういった競合を買収したりすることによって市場シェアを拡大していく。ただし、パンデミック(世界的大流行)後の世界では、これらの優良企業には社会的な制約が課されていくことになるだろう。■景気後退は弱小企業を淘汰 今回は通常の景気後退と比べ、期間こそ短かそうだが、売り上げと利益はより急激に低下するだろう。その激減ぶりは、渡航制限や外出禁止の影響を直接受ける一部の企業にすでに表れている。 ■危機に強い企業をエコノミスト誌が算出 では、どの企業が勝ち組なのか。企業のレジリエンス(困難な状況に直面した際の強じんさや回復力)を推しはかるため、本誌は欧米の上場大企業800社強を調査し、債務保証コスト、営業利益率、手元資金、レバレッジの4つの指標の平均スコアを取った。中規模でもこの数値が高い企業はあったが、時価総額と利益の両方が大きい大企業ほど高いという傾向が見られた。(* 日経 記事 The Economist より)
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