相次いだテロ事件報道と白人至上主義への対応をめぐるトランプ政権の混乱に円高の流れであった。ただバノン首席補佐官・上級顧問の解任でクシュナー氏を中心に政権の政策が一本化されるのではないかとの期待感に一時円高が緩んだ場面もあった。株価も下げ基調であり、バノン氏解任ニュースで下げ渋りの反応。金は一時オンス１３００ドルを示現している。長期債は株価の裏面であり、株下げ=米債価格上昇（金利低下）、バノン氏解任ニュースでは金利下げ渋りの反応。 ただし、バノン氏解任でも、政権の不安定さ・対議会での政策実行の不透明さ（むしろ連邦債務上限問題で 政府機関閉鎖もありうるとの見方）から政権の安定化になるかどうかは疑問との声もある。
為替 170818日経円NY
長期債(日経有料） 170818日経米債NY
商品（金・原油） 170818日経商品NY
株式 170818日経NYダウ
