
海外市況
■ダウは反発(25475)。「米経済活動正常化への期待、金融株など景気敏感株に買い。ただ、白人警官による黒人暴行死への抗議デモの全米への拡大による景気悪化懸念は相場の重荷に。経済活動の段階的再開で米景気の回復期待が根強い。5月ISM製造業景況感指数は改善。金融株が軒並み上昇。石油株も高い。空運株も大幅高、ボーイングは4%近く上昇。朝方は売りが先行。黒人死亡事件への抗議デモの全米への拡大、40を超える都市で夜間外出禁止令。抗議デモの長期化は米景気悪化要因との警戒。また、米中関係の悪化懸念も相場の重荷。中国政府が国営企業に対して大豆や豚肉など米国産農産品の輸入を一時停止するように命じたとのブルムバーグ報道も。米政権の香港優遇措置の取り消しへの対抗措置」。■原油は小反落(35.44)。「米中対立警戒の売り。経済活動再開期待で下値は堅かった。ブルムバーグ報道の米中対立深刻化も売り材料。ただ、下げは限られた。各国での経済再開に伴う原油需要の回復期待が相場を下支え。「OPECプラス」が「5月から始めた日量970万バレルの協調減産を1~2カ月程度延長する方針」来週9~10日に開催予定の総会が4日に前倒しされる可能性とのロイター報道も」、●金は小反落(1750.3)
■米国債は反落(利回り上昇0.66%)。「欧米の経済活動再開による景気復興期待は債券相場の重荷。米中対立懸念や、米国内の抗議デモの広がりを受け、下値は堅かった。5月ISM製造業景況感指数はは43.1と好不況の境目である50を下回ったが、4月の41.5からは改善。米株式相場の上昇や、月末特有の機関投資家による保有債券の残存年限を延ばす目的の買いがなくなったことも相場の重荷。ただ、米中関係への不透明感や、米国内での抗議デモ拡大懸念から債券相場の下値は堅かった。デモのためウォルマートやアップルなどが一部地域の店舗閉鎖や営業時間の短縮を決め、アマゾンも配達を減らしているとの報道。長期化すれば、経済再開の妨げに。2年物国債相場は横ばい。利回りは0.16%」。
■日経平均先物夜間引けは、22210.
■(為替)米中対立激化(特にブルムバーグ報道の中国の反撃)や米国内でのデモ拡大と経済活動再開期待が拮抗、若干の円高だが 復興計画案への期待が高いユーロは対ドル上昇、対円ではよこばい。
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