1.もうミサイル発射のニュースは耳にタコの感もあるが、「狼少年」の例もあり、週報にも書いたビックリ案件でもあるので最近の日経記事を検索してみた。 7月21日の記事にみつけた「北朝鮮に圧迫強める米国 「先制攻撃」の選択肢も 編集委員 鈴置高史」 とすこぶる物騒な見出しである。
2.一方、韓国は北朝鮮には無視されながらも 対話努力を続けている(7月20日) 韓国・文政権が5カ年計画、南北融和鮮明に 170720日経
この記事の最後にある 「米軍が握る戦時作戦統制権(指揮権)の早期返還」は特に微妙だ。 おそらくは対米FTA再交渉用のカードとして「安保」も利用しようとする文政権の意図がうかがえる。
3.日本の外交はどうあるべきなのだろうか、 時の小泉首相がピョンヤンを訪れ 日朝平壌宣言 をだしたのが2002年9月
(Wikiへのリンクを張ろうとしたのですがうまくいきませんでした、日朝平壌宣言 で 検索してみてください)
国民の最大関心事の 拉致問題は 未解決のまま15年たとうとしている。
おそらく 米韓にとって予想外となる最大の外交は 日本の首相が かっての小泉のようにピョンヤンを訪れて、再度拉致問題の進展をせまる(何人か連れ帰ったらそれはすごい。)くらいの、韓国文政権のお株を奪うことではないか。 もちろん米国への根回しは必要だろうし、現在の北朝鮮とのパイプも必要だろうが、いまだに在日外国人数では中国に続く規模であり決してありえないわけではないと思う。 拉致被害者救済の第一人者を自認する安倍首相が(被害者家族の一部には異論もあるようであるが)逆転満塁ホームランを狙える唯一のテーマのようにも思える。(サンデーモーニングで、ある解説者が日本こそ北朝鮮との対話と発言し、何をバカなと一瞬思ったが、案外面白いかもしれない。)