丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(08/27-08/31)  08/25記入

2018-08-25 14:41:19 | 2017年3月~2021年7月
  2018/8/27 から   2018/8/31         記入日 2018/8/25
1.来週の見通し
  ドル/円   109.80 112.00  
    パウエル議長の発言の柔軟性には驚いているが、結局見るべきは米景気・物価動向であり、やるべき時はやるという中銀の責任は果たすものと期待したい。中間選挙だけが政治情勢ではないことを思い出させてくれた先週であったが、肝心のロシア疑惑の捜査が今後どのように進展するのかも要注意だろう。大統領本人の「弾劾されれば株暴落」との発言は、弾劾される可能性を本人が認識しているものと受け止める必要がある点に着目したい。米国民の正義感がトランプの支持基盤でもあり、ひとたびその牙が大統領本人に向かえばひとたまりもないことを大統領自身がしっかり認識すべきで、恩赦といった姑息な手段は考えない方が自身のためであろう。現状落ち着いたトルコ不安、鎮静化期待の高まった米中貿易摩擦懸念の再度の高まり、あるいは大統領の口先介入等による円高局面をおりこみつつ、108-115(110-112中心)のレンジ内での上下を予想する。
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   125.00 130.00  
    トルコリラのSWAP規制に持ち直したユーロであるが、カタール一国の協力だけでどこまでもつか、牧師解放は可能性がないと思うし、利上げはどうしても避けたいエルドアンに SWAP協定という救いの手を差し出す欧州はいないのだろうか。 そんなユーロは思い切り売ってやれと思うのがディーラの心情ではなかろうか?トルコリラの動きにはまだまだ注目が必要だろう。
   
   
   
   
   
   
   
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2.先週の動き
  先週末のトルコ懸念は差し当たって実施されたトルコ中銀のSWAP規制でトルコリラ先(空)売りができなくなったため鎮静化、トルコリラと並行してユーロも持ち直した。また、ロイター社とのインタビューでトランプ大統領がかってからの繰り返しの「為替・金利」発言に一時的にドル安とはなったが、金利上昇思惑・米中貿易交渉再開への期待の高まりに円安・株堅調の週後半の展開となった。 もっとも対中摩擦は解消には遠く、ポンペイオ長官の訪朝中止、トルコ中銀のSWAP規制もカタールの支援だけでどこまで効果を維持できるか不透明な部分がある等、嵐の予感は絶えない。注目の週末のジャクソンホールでは、物価安定を根拠に利上げ打ち止めを示唆したパウエル議長であるが、逆に物価上昇となればその鎮静化に動くとの姿勢も崩しておらず、賃金上昇-コストアップインフレの動き、輸入品価格高騰や米景気後退(貿易関税の影響)等 米景気・インフレをめぐる指標は引き続き注視が必要だろう。
 
 
 
 
 
 
 
 

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格納レポート
    180825__00来週の予想
    180825__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    180825__02先週の動き
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    20180820_24_経済指標実績
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    20180827_31_経済指標来週の予定
    20180827_31_外交安保-時事国際_来週の予定
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       180820~180824  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   180820~180824


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