田舎の味

日本に居ても田舎では

田舎では自宅で様々な物を作る

一番ポピュラーなのは　梅ぼし である


毎年、毎年　漬け込む

梅も紫蘇も　ご近所から頂ける　(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!


赤紫の液体は焼酎を加えて
紫蘇ジュースとして飲用できる


淺漬け、ぬか漬け　も作る　(*^-^)b

田舎だなと思うところは、ほぼ毎日いろいろな
ご近所さんがやってきて、いろいろな物を置いて行く

ありがたい物もあればありがたくない物もある　ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ

生きた鶏はさすがに・・・・困る　(〇o〇;)

( 近*ﾟｰﾟ)＜自分の好きな時に絞めれば新鮮だぎゃ

ウ・・ ウン(・_・;)　そだね・・・

基本的にはお野菜が多い

この時期は夏野菜
トマト、キュウリ、ネギ、ナス、大葉、スイカ、枝豆　等

野菜サラダにありがたい　(*^-^)b

このようにご近所さんが　いろいろな野菜を配るのに
一つの大きな原因がある

それは　村で唯一のスーパーがあまり安くないから

村に一軒しか無いので競争相手が居ないから
資本主義的観点に基づきお安くない

しかし、村に一軒のスーパーと言うところに
この村の問題点が潜んでいる

スーパーのオーナーは
村の名士 石井さん　と言う一族である

代々彼の一族は村では権力を持っている大地主だ
戦前は人口も少ない村なので200平米位の
市場のようなお店だったが
高度経済成長で周りが発展し、世代交代で
先祖代々受け継いだ土地を売り払う者が出てきて


田畑の中に急に家が建ち並び、よそ者が大挙して
やって来たおかげで、石井さんはスーパーで巨万の富
を弾き出すようになった、村民は皆このスーパーを
　「スーパーマーケット 成金石井」　と呼ぶﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ

中|`ハ´).｡oO( どこかで聞いたような名前のスーパーが ｱﾙﾖｗ )

そんなに儲かるのならイオンとか他の系列のスーパーが
進出してきても良いのだが
そういう話は昔から沢山あったが、それをことごとく潰してきたのが
石井さんの親戚筋の村長以下、村会議員団である　ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ
村ぐるみの素晴らしい嫌がらせで　他の小売店の出店を阻んできましたｗ
ですから今では隣町に多くの有名処が建ち並んでいます

モスバーガー、くら寿司、吉野屋、スガキヤ、スシロー
はなまるうどん、ケンタ、ミスド、マクド、エディオン、ビックカメラ
風来坊、世界の山ちゃん、ヤマダ電機、イオン、コメダ
コンパル、スタバ等々　全て隣町ですｗ

そんな環境だが村民の身内や親戚筋が
自分の土地にお店を開くのを阻止できません　ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ

今日も一軒　村の中に蕎麦屋がオープンしました

何でも彩芽ばあちゃんの孫娘の旦那が始めたとか
お付き合いがありますので　開店の2日目か3日目に
行かねば成らない　厳しい掟があります　(´･ω･`;A) ｱｾｱｾ
母上と一緒に訪れる

中|`ハ´).｡oO( 田舎はつきあいが命ｱﾙﾈ )

どうやらこの店を建てるためにローンを組んだらしいが
まあ抵当になる土地はいくらでもあるので良いんでしょう

中|`ハ´).｡oO( 土地は全部彩芽ばあちゃんの物ｱﾙﾈ )

夏らしく、蓴菜蕎麦など
母上も同じ物を注文

暫くして出てきた冷やし蓴菜蕎麦


Σ(･∀･|||)ｹﾞｯ！　何じゃこの小さな器は

ここは田舎だよ・・・・

蕎麦は


エッジは立っているが・・・・・・なんか堅いな
香りも弱い

そしてこの蓴菜


近所の池で採ってくるんだからもっと量を入れても良いのでは？
(#-ω-)

ど田舎に都会風の上品な蕎麦屋を再現したお店は
お値段も都会価格で蓴菜蕎麦1杯　１０８０円でした

お店を出て　母上曰く

ここは余所からのお客さんしか来なくなりますね
との事でした　(●ﾟｪﾟ))ｺｸｺｸ

数年後には彩芽ばあちゃんの土地が少し減ってるかも？

中|`ハ´).｡oO( そんな頃、彩芽ばあちゃんも居ないｱﾙﾖ )