思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

島原→熊本 熊本フェリー オーシャンアロー乗船記

2021-12-25 07:07:30 | 2021年の旅行記(国内)
島原港フェリーターミナルには3社が乗り入れています。



まずは大牟田の三池港を結ぶやまさ海運三池島原ライン。1日に4往復しかありませんが所要時間はたったの50分で時短効果は高い。しかし運賃も2,300円と高いが西鉄と連絡運輸してて天神まで1枚の切符で買えるのがアドバンテージ?割引はありませんが…。



こちらは九商フェリー、熊本まで所要1時間で890円。さらに熊本駅まで無料送迎バスが走ります。ただし前日までの予約が基本で、当日は空きがあれば乗れますがどんな感じなのでしょうか。そして私が乗ることにしたのは。



熊本フェリーのオーシャンアローです。なんと九商フェリーの半分の30分で結ぶ高速船で1,100円。倍速の特急料金210円と思ったら安いね、こちらは無料送迎はないですが熊本駅方面ゆきの産交バスとの連絡乗車券があり1,400円。通常より100~150円くらい安くなるとのことで買おう。そのまえに腹ごしらえだ、出航まで時間ありありなのでさっきの駅のそばにスーパーがあることとがわかった。



元はパチンコ屋なのだろうか?地場のスーパーを見るのは好きです。変わった商品があったりするのでね、総菜コーナーを見るもまだあまり弁当類が並んでいないな、寿司にしようか、それなら結構積まれている。もしかして弁当あまり売れず寿司が人気だったり。ついでに島原そうめんも買っておきましょう、宮内庁献上品ながらお手頃価格な「川上の糸」にしましょうか。やはり麺が細いな、って四日市の大矢知そうめんだけは太いんだよな。冷麦とほぼ一緒。



こちらが購入した乗船券、本来は右側が手元に残るようになっているんですが、窓口係がペンで「B」と書きこれがバス券の代わりですよと。つまり連絡券だと手元に残らないのは残念だなあ。乗船時間になりました。



隣の桟橋に九商フェリーのレインボーかもめが到着したのを眺めながらオーシャンアローへ。





なかなかきれいなフェリーじゃないですか、三層に分かれていて1階は車両甲板、2階がいまいる客室で前向きに椅子が並んでいます。



そして3階はボックス席。テーブルにメニューあるので喫茶コーナーかと思いましたがそうではない、自由にどうぞでグループ客はこちらを確保していますね。2階席は不人気?



その2階の先端にはリクライニングコーナーがありオットマン付きで有料。30分程度で使うこともないでしょう。



売店コーナーの品ぞろえはいいですね、軽食類はサンドウィッチのみでアルコール販売は無かったですね。



3階後方には展望デッキ、高速船なので横向きデッキありません、なにしろ最高速度は30ノットなんだって、新日本海フェリーよりも速いぞ。



定刻通りにタラップ外されて出航準備が完了。



30分しかありませんし自席でおとなしくしていましょうと思ったが、窓の外の景色が本当に速い!

これで210円高い程度なら乗る価値はありますよ、断言します。このままずっと座っていようかなと考えたがやっぱり散策。3階のデッキに出るとかっぱえびせんでかもめに餌付けしている人が。



高速船なのでかもめも着いてくるのに必死な感じがします。



楽しい船旅もあっという間でした。



熊本港が見えて下船案内の放送、確かに30分でした。高速道路が未整備の時代は熊本~長崎の移動にフェリーでの移動は活用されたと思うけど、今なら高速走ったほうが早く着くんだろうね。しかし船旅には運転の休憩ができるし、もっと積極的に宣伝してもよさそうだ。そして船旅の楽しさも。案内あるまで席でというので待ってたが「ありがとうございました」の声、とくに下船案内放送はなかった。





車両甲板はこれからオープン。乗用車5メートル未満3,980円、運転手1人分1,100円が込みと考えればかなり安い航送料金。高速よりはずっと安そう、と熊本~長崎で検索すると普通車4,810円。あとは同乗者の人数だけだね。



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