昨日
物流ニッポンという専門紙に当社の記事が出たようで、以下本文。
「すべての事業は社会貢献の一環でありたい。事故・経費削減だけでなく、環境問題に対応するために『セーフティレコーダー(SR)』を導入した。
こう語るのは運転者付きトラックレンタカーサービス「レントラ便」で注目を集めるハーツ(品川区)の山口裕詮社長。
同社では2トン車、4トン車を中心に十七両を保有する。環境負荷軽減の為、二〇〇七年2月に五両、十一月には三両の計八両に、データテック製のSRを装着した。
導入目的である二酸化炭素排出量削減では、〇七年度では削減率十四.七%をマーク。さらにクレーン付きトラック以外の全車両フル稼働の日が続く中で、事故ゼロ件を達成した。
取得データを見ると、ストップ・アンド・ゴーの多い地場配送が主な業務にもかかわらず、九十点台は珍しくない。山口氏はドライバーに対して「五十点以下三回でニ、四トン車から降ろす」と警告しているが、これまでに該当者はいない。同社の高度な運転技術がうかがえる。
環境、安全面の改善だけでなく、社内環境も変化してきた。SRは、前向きな共通の話題を提供するコミュニケーションツールとして活躍している。
ドライバーは毎日、個人のデータ採点結果を提出し、ほかのドライバーらと互いに検証。月一回の全体会議では、全データを集約し安全対策について話し合う。次第に横のつながり意識が芽生え、社内に連帯感が生まれてきた。
加えて、アイドリング・ストップは最高三十分以内に制限した。ドライバーは車内にいることができないため、結果的に「お客様と親睦を深めることになり、自社の信頼度アップにつながった」と山口氏は笑顔をみせる。
現在、安全性優良事業所認定(Gマーク)、グリーン経営認証の取得を目指している。「ただ表向きに国からの認定を受けるのではなく、環境問題により貢献していきたい」とあくまでも環境重視の姿勢だ。
今年度の目標はレントラ便の大阪進出。五年後には車輌百両の目標を掲げる。
山口氏は「CO2を二十%削減し、業界のリーダー的存在になる」と意気込む。」
ちょっと気恥ずかしいですね!うれしいですが。
紙面は明日アップしてみます。