三日坊主の日記

日々のできごとを綴る

最小対立語

2012年06月12日 13時53分47秒 | Weblog
音韻論を教える際の基本項目の一つに「音素」があります。
これは、「意味の区別に関わる最小の音声単位」と定義され、
最小対立語(1音が異なるだけで違う意味を持つ単語のペア)を見つけることによって、
その言語で用いられている「音素」を発見することができます。
例えば、英語では、"pig"と"big"は最初の子音が異なるだけで、違った意味の語として用いられることから、
[p]と[b]が別個の音素と認定できるわけです。母音でも同じで、"big"と"bag"という最小対立語から二つの母音が
音素として認められます。

で、今日はこのことを学生に教えていて、最小対立語の例を挙げさせたのですが、
一人の学生が出した例が、、、、

"pork"と"beef"!

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