三重県の工場敷地で男性遺体見つかる 男2人の供述通り (朝日新聞) - goo ニュース
この事件をニュースで聞いた時、松本清張の小説 『数の風景』 を思い浮かべ寒気がした。
内容はブルックナーの逸話に基づいて物語が展開をみせる、という特異な作品だ。
最後の場面では出雲の工場の敷地から殺された遺体が。。。。
松本清張とブルックナーはともに文体、流れが重たさ、ねちっこさという点で全く似通っている。
と常々思っていた。
松本清張の文体を音符に変換するとブルックナーの音楽になる。強引だがそう思う。(笑)
以前は両者の作品を好んで読み、聴いていた。
で、あるとき偶然、松本清張が『数の風景』 の中でブルックナーについて書いているのを読んで何か因縁を感じた。
写真はブルックナーゆかりの聖フロリアン修道院である。