旅慣れた二人のお気に入り

北から南から有名な場所を巡り 旅行した中でのすばらしき大きな感動を得られたお気に入りの場所です。

人柱およし伝説

2011-12-09 09:24:01 | 日記





人柱およし伝説

 天守閣建造の折、土台となる石垣の構築はたび重なる崩壊があり、

 石垣の崩壊に頭を悩ませた普請奉行は当時の慣習であった

 人柱を決め、神路村(かみこむら・現大和町神路)の

 百姓 吉兵衛の美しい一人娘およしに白羽の矢が立ちました。

 およしは数え年17歳であったと伝えられる。

 命令は絶対です、名主も村の者もそれだけは出来ないと頼みましたが

 およしは泣く泣く城の中心となる土の下に生きたまま

 人柱として生き埋めにされました。

 絶世の美人で、里の小町と言われたおよしは白のりんずの振袖に

 白の献上帯をしめ、城山の露と消えたと伝えられます。

 その後、石垣からおよしの泣き声が聞こえるようになり

 哀れに思った善光寺の住職が供養を行い、祠を建てたと伝えられています。

 現在、天守閣前にはおよしの霊を祀る観音堂があります。

 善光寺にはおよしの稲荷があって、8月3日には慰霊祭が欠かさず行われています。

 今でも、城の石垣に向かって「およし、およし」と声をかけ手をたたくと

 そのこだまが、およしの泣き声に聞こえる場所があるという

 言い伝えが残っているそうです。(城内案内板より)

 可哀想なお話ですね、今でも天守閣の真下の土の中にいるわけですよね。

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