さすがに、脳疲。どこが始まりかは分からないのだが、脳と体と精神のバランスが崩れかけている。
半分眩暈を起こしながら、本日も遅くに帰宅。
ハヤコが迎えでてくれる。
重い脚を、引きずりながら我が家までの坂道を登ったというのに、ハヤコに会った途端、うれしくて、ハヤコを抱きしめに、小躍りぎみにハヤコに触れる。
心が、少し弱っていたのだろう、なんだか涙がでそうになった。
家の中に入り、ソファーに一緒に座る。ハヤコの全身を私の両腕で覆う。
ハヤコは、特別な強化運動もさせていないし、ましてや、この頃散歩は著しく少ない。それでもハヤコの体は、ピットブルの生まれ持った筋肉質で、どっしりがっしりしている。
それなのに、私の両腕の中のハヤコの体は、とてもやわらかい。
心の弱った私に、ハヤコはやさしさを分けてくれた。
だから、また、明日、がんばる。
ハヤコのために、あと数十日、できるだけの速さで、一旦、休息しよう。
今度こそ、ハヤコと山にでかけよう。