百足と書いて、ムカデ。
私は、ムカデが大嫌いだ。
昨晩、ハヤコはとても珍しく1階のソファーで眠りこけ続け、2階に帰ろうと催促してもピクリくらいにしか動かなかったので、放っておいた。
よいよの就寝前、私は2階でムカデに出くわした。
「ヒっっ」、形容し難い心身に見舞われる。
私は、ムカデを退治するのは、とても苦手だ。
怖い。
とうさんに小声でお願いする。「とぉさぁ~ん、むかで、むかで、むかで、、、、、、、、、」
ドコドコドコっ、 階段下から勢いよくハヤコが上がってくる。
とうさんのムカデ退治にハヤコが、参戦。 かあさん、びっくり。
かあさん、そこまで騒いでない。だって、3㎝くらいのムカデだもの。(でも、怖い。)
驚くことに、ハヤコは、感情の電波を受けている。
私がムカデを嫌いなのは、今更の事ではない。ハヤコは、これまで十分知る時間を持っている。
ハヤコは、ムカデを、敵と見なしている。今の時期、似たような(?)毛虫には、一切気に留めない。私、毛虫には騒がない、さほど気にならない、無視。
とうさんが、今日の夕方からシゴトで家を空ける。訳あって、少しの間ジジババも不在。
とうさんが出勤の際にハヤコに言う。
「ムカデがでたら、かあさん頼むぞ。」
とうさん出勤2時間後、さっそく5㎝のムカデをハヤコが見つける。
ムカデ、とても怖い。