ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

ごろ寝と心配と希望

2018-10-02 | かあさん

私が。

この夏。

いやそれまでも。

ハヤコはたくさん散歩に行っていない。

家の中で、ごろごろごろごろ、それしかハヤコはすることがない、ごろごろごろごろ。

私は、ハヤコがうらやましいとも思っている、ハヤコが自由に寝転がっている姿は、私の心の真ん中へんをやさしくさせる。

 

だが、理由があるとはいえ、ハヤコが文句を伝えてこないとはいえ、どこか、ごろ寝し過ぎて退屈で心の起伏もそんなになく足が弱ったりしないかと、漠然と、心配な気持ちが湧いてくる、それほど、この夏ハヤコは散歩に行っていない。

 

だからか、少し前から気になることがある、ハヤコがあまり飛び跳ねない。たまに足取りがおかしい。

 

これは、暑さが引き起こしている一時的なものか、ただ歳のせいか、私のせいか。

 

ハヤコは8歳だ、まだまだ元気に生きてもらわねばならぬ、私、かあさんのために、それが、ハヤコの使命なのだ、ハヤコが我が家にきた「責務」なのだ。

と。

飼い犬に、責任だとか、務めだとか、アホらしい表現かもしれない。

が。

私はハヤコに言う、いつも、言う、いつも、言う。   願う。

 

「ハヤコ、まだまだかあさんと元気で一緒にいてな。」「はちゃんはね、あと4年は元気で生きんにゃいけんよ。」

 

散歩もロクに行っていないくせに、身勝手な飼い主の、希望。

ハヤコ、ごめん。