はとるのメモ帳

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結局著作権ってなんなの?

2007-12-08 17:46:41 | 思想・政治
まずはリンク3連発とその概要
JASRACが暴走しすぎて、感覚がマヒしてる日本人たちへ
 まず確認しておかなければならないのは、
 我が国は自由を原則とする国だということです。
 ですから、他人の著作物を複製することがこれによって実現される
 個人の幸福追求権に優越する利益・価値を不当に損なうおそれがある場合に、
 そのような事態を回避するのに必要やむを得ない範囲内でのみ、
 他人の著作物を複製することを法令で禁止できるということがむしろ言えます。

この部分、極めて納得の行く論理だと思いました。

ニコニコ動画とYouTubeがJASRACに著作権料支払いすることで、
ほんとに著作権問題が解決するのか僕にはわからない。

 いずれにせよ著作権問題を本当に解決したいならば、
 作品の権利を作者が持つことが必要で、
 それを保護する新たな形が必要なのではないかと思いました。

日本の音楽業界では、作品の権利を持つのは作者だけではない
業界の仕組みがオカシイ?

ニコニコから消されるアニメのDVDは買うべきじゃない
 必要なのは、ニコニコから削除されるアニメのDVDが売れなかったという事実

だからニコニコから動画を削除するな、という話にはならないと思いますが
新しいビジネスモデルが出来ても良さそうですよね。


著作権料って何なの?
著作物を使用する対価?
違うでしょ。著作物を使用することにより著作者に生じる損害の補填?
じゃぁ、その損害って何?

音楽を例に考える。
著作物の曲が生活の糧なのだから、その曲が売れないようになるのは困る。
曲が「売れる」とは?
CDやDVDのメディアが売れること、電子データがダウンロードで売れること。

デジタルデータの劣化の無い複製。
これは「著作者に」対価が支払われるべき。
でもCDで買った曲をダウンロードでまた買うと二重に著作権料を支払うことになる。

結局、著作物の管理が出来てないから、媒体やサイトにえいやと金額を上乗せする。
でもどの著作物の対価なのかは不明。

レンタルCDってどのCDが貸し出されたのか管理できるはずだけど
著作者に正しく対価が支払われているんだろうか?

劣化の無い複製を、不特定多数に対価無しに配布することは良くない。
Winnyネットワークはその温床になるのは事実。

でもそれはマイナスだけではないはず。
私も以前はWinnyで音楽や動画をネットから落としていた。
でも気に入った音楽があればCDを入手したり
ドラマのDVDボックスを買ったり。

本当に欲しい人は、データだけでなくモノを欲しがると思う。
消費者と著作者が置き去りにされて中間権益者の既得権益を
守るためだけに、法制度を変えようとしているのではないのか?


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