はとるのメモ帳

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安倍首相辞任と福田内閣の誕生について

2007-09-29 19:00:21 | 思想・政治
さて、今更ながら感の大きいネタですが、いろいろと雑感など。

皆さんご承知の通り、私は安倍政権を支持していました。
だから今回の辞任は残念でした。
…とは言っても、現状では私にはどうすることも出来ないので取り敢えず静観。

辞任のタイミングが最悪だったことは誰の目にも明らかですし
本人の弁にもそれはありました。

まぁ、世論もいろいろ意見があるでしょうけど
安倍前総理の内閣改造から変動が少ない福田内閣、
その意見の比較も面白いかな、とサイトを集めてみました。

まずは、フリージャーナリストの櫻井よしこさん。
極めて論理的な論客ですね。私としても思想は大いに賛同できます。
 安倍内閣改造について:『内閣改造』私はこう見た

概ね肯定的な評価、というかエールですね、これは。

 福田内閣について(評価ではなく予想ですが):
 MSN-毎日の記事『特集ワイド:「プリンス安倍」退場 保守論客の弁は』から抜粋
「今回の自民党総裁選で、福田(康夫)政権が誕生することになれば、
 それは、安倍政権とはまったく政策の異なる政権が誕生することになります。
 憲法改正、靖国参拝、拉致問題などへの対応において、正反対の福田さんに、
 1年前安倍政権をあれほど熱烈に支持した人たちが、メダカの学校のように、
 先頭の魚の方向転換に従って、節操なく走ってしまうというのは、
 政党としての理念を欠く。
 それは自民党の終焉(しゅうえん)を意味すると思います。」

どう見ても支持してませんw
まぁ、ジャーナリストとしては考えをポンポン変えるのは駄目ですからこれでいいとは思いますが。

続いて同じくフリージャーナリストの田原総一朗氏。エントリはまとめて。
 “お友達”から“お年寄り”へ期待はずれの安倍改造内閣
 実は絶妙な布陣敷いた福田新政権が発足

う~ん、単独で読むとなるほどそうかも、と思えるところがあるけど
連続して読むと微妙に言うこと変わってませんか?
それでも状況を論理的に分析しての結論なので、こういうのもありですかね。

ちなみに同じ日経BPネットのコラム『立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」』でも
安倍改造内閣のことは触れていますが、そもそもこの人の論評は信用に値しません。
想像の話を事実のように書いたり、敢えて詳細に書かないことで印象操作したり。
別に思想が私と異にする点が多いから、とかそういう問題ではなく
恣意的な表現をするジャーナリストは信用できません。

そういえば似たような例が産経新聞の記者ブログにあります。
阿比留瑠比さんの「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」
古森義久さんの「ステージ風発」
前者のブログはマスコミに報道されない情報が中立的にエントリされることが多く
非常に信用できるサイトです。最近のエントリでも
「麻生福田両氏の公開討論会全文」など「全文」を載せてくれるので自分で評価ができます。
一方、後者のサイトは恣意的な記事が多く信用できません。
実際のエントリは忘れましたが、以前に慰安婦問題である種の
デッチアゲ記事で「慰安婦問題はなかった」というようなことを書いたことがあります。

適切な論拠を提示してくれるサイトは、本当に素晴らしいと思います。
見習わねば…


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