娘が保育園で、
「節分の日には、
鬼を追い払うために
家の玄関に、いわしの頭と
ひいらぎの葉をつるしておく」
という話を聞いてきたらしい。
「おかあさん、うちにはいわしの頭と
ひいらぎの葉、ないの?
鬼が家に来ちゃうよ。」
と、娘は心配している。
そう言われても、
そんなもん用意してないし。
「豆まいとけば大丈夫よ~」
とごまかしたけど、
まだ不服そうだ。
「それなら、
いわしとひいらぎの絵を描いてよ。
玄関に貼っとくから。」
と娘に言うと、
「え~~そんなの描けないよ~。
それに、絵に描いたいわしやひいらぎだったら
臭くも痛くもないよ。」
などとぶつぶつ言っていたが、
そのうち紙とペンを取り出して、なにやら描きはじめた。
そして、
「できたよ!」
と、持ってきたのが
上の写真の絵。
思わず笑ってしまった。
これなら、鬼もきっと逃げて行くでしょう。
絵は、ちゃんと
玄関のドアに貼っておきました。
そんな中、おばあちゃんと豆まきした息子。
豆8個食べなくてはとカリカリ。
ママの私は、数誤魔化して食べました。
こどもの前、誤魔化してどうするんだ。。。って。。。o(*^▽^*)oあはっ♪
うちの息子は・・何十個も食べてました(^^;
しかもごていねいに、
私の分まで「きっちり」数えて持ってきてくれました。
そんなに食べたくないっつーの(笑
子どもがいると楽しいね。二十歳過ぎた娘が豆食ってるのはなんとも複雑。それに、70過ぎた人はそんなに豆食ったらのどにつまらせて大変だ。世の中いろいろ。
民俗学辞典を引いてみると、魔除けには、臭いのするものを置くらしい。鰯の頭を燃やしたりする所もあるそうだ。古草履や古わらじを置く地方もあるそうだから、鰯の頭の代わりに、臭い靴下や靴でもOKやと言うたら。また、鬼の目をつぶすために、柊だけでなくタラの木も飾るそうな。これらはオニノメサシというから、門には臭い靴下と釘ぐらい飾っといたら。またまた、紫陽花の花や八手の葉をぶらさげる所もあるそうな。鬼より巨大な者がいるって意味。だから伸びきった靴下とかパンツを飾ってもいいだろう。そう子どもに説明したら……って、そんなことを保育園で言ったら変態家族と思われるね。
でも、子どもって、なんかほっとするね。
いいってことなのかな~?
・・でも、臭い靴下に伸びきったパンツじゃ、
鬼以前に自分がやだ(-_-)
昨日会ったおばあさんは、
ちゃんと年の数だけ豆食べたって言ってたよ。
大正15年生まれなんだけどね(^^)
「いわしやひいらぎじゃなくても、
臭いものや痛いものだったらいいんだって」
と話したら、
「えーっ?!じゃあ、おならでもいいのぉ~?!」
・・・だってさ(笑