Une vie / Guy de Maupassant
女の一生(116)
Une vie (116)
————————【116】———————————
Une affinité l'unissait à cette poésie
vivante; et dans la molle blancheur de
la nuit elle sentait courir des frissons
surhumains, palpiter des espoirs insaisissa-
bles, quelque chose comme un souffle de
bonheur.
—————————(訳)—————————————
ある共通点が彼女にこの詩のような生きた自然と
の一体感を与えていた.そして夜の柔かな白色の
中にジャンヌは超人的な戦慄が走るのを感じた.
捕らえどころのない希望がぴくぴく動くのが感じ
られた.何か幸福の吐息のようなものが、痙攣し
ているのが感じられたのでした.
————————⦅語句⦆—————————————
affinité:(f) 類似、類似性、近親性、関連、
つながり、共通点
unissait:(直半過/3単) < unir
unir:(他) ~を結び付ける、一つにする、
併せ持つ
poésie:(f) 詩;aimer la poésie / 詩を愛する
vivant, e:(形, p.pré) 生きた、生きている;
< vivre (自) 生きる
molle:(形f) < mou (形m) 柔らかい
blancheur:(f) 白色、白さ
sentait:(直半過/3単) < sentir (他) を感じる
~のにおいを感じる
frisson:(m) 震え、身震い
surhumain, e:(形) 超人的な
palpiter:[パルピテ](自) ❶ぴくぴく動く、痙攣する;
❷(心臓が)動悸を打つ、高鳴る、❸(de で)
震える、慄(おのの)く、興奮する
espoir:(m) 希望
insaisissable:[アンセジサーブル](形) 捕らえられない、
捕らえどころのない
souffle:(m) ❶息、吐く息、吐息、息吹き、
❷空気のそよぎ、風の一吹き、微風.
bonheur:(m) 幸福、喜び
—————————≪なぞ≫—————————————
今回はすべての文が謎でした.何のこっちゃ?の
オンパレード.そのひとつがこれ!
la molle blancheur de la nuit:夜の柔かな白色、
って何のこっちゃ? さっぱりわからん.でも読み
進めるため、わかったことにしておきます.たと
えばお寺で聞くお経文がわけが分からなくても、
ありがたいように、真っ暗な夜もジャンヌの詩的
な心で白っぽく見えた、とか何とか...もうね、
きょうの箇所はお経文です.マーカーハンニャ~....
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