語学学習ノート日記です.たまに仏教学習ノート日記です.

語学学習をしたあとのノートです.
ご一緒に学習しましょう.

3871番:エクストラ過去日記(13)

2024-05-08 21:40:47 | 日記

2018年 9月2日(日)

  昨日、高野山行きのガイド仕事が、

  ANAクラウンプラザ大阪から入りました。

コンシェル
ジュさん : レンタカーは小型で、
       代行ドライバーさんが、ゴタさんで、
       英語ガイドは、そちらで手配してほしいのですが。

ゴタ   : わかりました。 

  ということで、MLで英語ガイドを募集したが、応募数:ゼロ
  ははは・・グローバルガイドクラブは、こういう小さなグループです。

  仕方がないので、会員さんに、
  おひとり、おひとり電話して、聞いていくことにした。
  
  サワダさんは、グループ会員ではないけれど、
  国際(総合)添乗員で、英語堪能。お願いしてみたが、
  あいにく別の仕事あり。

  前回お願いしたキクコさんは、只今、海外。
  
  そんな中、さくらさんが見つかりました。OKとのことです。
  決まって、ホッとしたところへ、別の会員さんから電話。

   「明日の仕事、私、できますけど、いかがでしょうか?」

   「(遅いわ!) あ、すみません、さきほど、決まりました。
     またよろしく。」


  お客様はオーストラリアのご夫婦。
  でもインド人のお名前です。クルカルニ様。


 【午前10時、ANAクラウンプラザ大阪】

お客様とミートする前に、ドリンクを買いに行きました。
で、もどってきたら、もうお客様も、ガイドさんも、
車に乗り込み完了。

ドライバーのゴタ、あたふた駆け寄って、

 「ソーソーリー。レッツゴー。」

ゴタ   : とりあえず、高野山を目指せばいいのかな?

さくらさん: そだね。

ゴタ   :( 青年は荒野を目指す。
        おじさんは、高野山を目指す。)


   と言いたいおやじギャグをこらえて、出発!
   阪神高速松原線(14号)に向かいます。

   【高野山へ】

   ナビをセットしていたのですが、前回は、三宅で降りる、という指示が
   出たのに、今回は、降りずに、松原まで行け、という指示。

   どうしよ?

   【判決】 ナビに従え。 
   
   ゴタ裁判所の判決に従い、ままよ、とナビの通り、薦めます。

   そしたら、

   前回と同じ、「新家」 の交差点に出た。

   実は、このとき、ホッとした。
   知っている道を通るほうがいいに決まっている。

   新家を右折。しばらく走り、上原町で左折すると、国道371号線。
   これは、高野街道と呼ばれる幹線です。地図上では、これで、すぐに
   「橋本」市街地に入るのだが、実際には、かなり遠い。

   橋本市街に入ると、すぐに、道路は、370号線に突き当たる。
   右折します。ここから「南海高野線」と平行して走ります。

   途中、「学文路(かむろ)」という駅がありますが、
    一時、受験生の間で、その切符が人気を呼んだ駅です。
   「学問の道」へのキップなので・・・

   その次の駅が「九度山」。ここで左折すれば、高野山。
   ここで、さくらさんの提案。

    「弘法大師がお母様と面会した場所があるので
     見に行きましょう。」

    「んだば、そうすべ・」

   九度山を左折せず、まっすぐ進みます。
   ということは、国道370号線からそれて、
   県道13号線を往くことに。

   少し行ったところ、小さな案内標識が左手に見えました。
   
    「慈尊院」

   ここです。これを左折。もしも、みなさんが、行かれるときは、
   パっと見ぃ、とても小さな露路のような道です。見逃さないようにね。

   突き当り、左側が駐車場です。無料駐車場のようです。
   
さくらさん: 高野山は、女人禁制のお山だったので、弘法大師は
       毎日、ここまで、降りてきて、お母様と対面したそうです。

みなさん : へえ、そうなんですか。


   帰りしな、ご住職さんらしき人が合唱でご挨拶くださいました。

   あ、合掌ね。合唱じゃない。合唱団に入っているのは、ゴタ側です。    
   この頃、さぼっていますが、またそのうち、行きます。

  【九度山から高野山へ】

   さて、今度は、九度山を右折です。(さっきはまっすぐ行けば高野山)
   今度は、右折すれば高野山。不思議なT字路交差点。
   いや、正しくは、横型Y字路交差点(二股交差点)。
   
   しばらく、南海高野線に沿って走ります。しかし、反れてから
   370号線とはお別れ。道が二手に分かれています。左は、国道480号線。

   480号線に進みます。
   これは、西高野街道と呼ばれている七曲がりの道。
   
   この辺り、ガイドブックによると、シーズン中は
   観光バスが多くて、たいへんらしい。
   初心者ドライバーさんは、
   ベテランさんと交代しましょう。 
   
   480号線を走ってから、まもなく、左手に「大門」
   が見えました。高野山観光の最初のスポットです。

   この辺り、標高800m。
   左奥の山は、今資料で確認したところ、「弁天岳」で
   標高984m。
    
   大門には、駐車場がありません。仕方がないので、階段の
   近くに車を寄せて、車中待機。
   こうしてみると、ホテルの係の人には、頭が下がる。

   だって、最初は、なぜ、ガイドとドライバー、
   ふたりもクルーが必要なのかと思っていたからだ。

   だけど、いろいろ、本当に助かることが、この後、実感する。
    

   【奥之院】

  高野山といえば、奥之院。
  ゴタ、いつも、高野山観光では、地元のタクシーを4~5時間
  の時間貸切にしてあちこち行ってもらいます。
  なので、奥之院では、裏側(南側)に回り込んで、奥之院の燈籠堂を見学する。

  しかし、今回、正しい見学方法で見学。
  正しい見学方法は、バス駐車場前から入り、出るときは、一の橋方面に出る。
  ただし、そうすると、今度また、車の場所まで、歩いて戻らないといけない。

  だから、正しい見学方法は、あまり、よくない。
  なので、途中の無料Pに駐車し、中の橋案内所のあるところまで歩く。

  そして、そのあたりで、お昼になるはずである。
  そしたら、その周辺には、レストランがあるから、そこでお昼を
  食べる。

  ゴタ、天丼(900円)の食券を買おうとしたら、お客様が食事代は負担
  してくださるとのことで、やや控えめに、親子丼(700円)に変えた。

  食事のときに、金剛峯寺での「阿字観体験」に参加するかどうかを
  検討してもらった。ご希望であれば、ゴタが、お二人の予約を
  取りに行ってくる。

  お客様は、高野山にお泊りなので、明日、自分たちで行くのだそうです。
  結局、高野山定番の「霊宝館」と「金剛峯寺」は、行かない。
  それらは、明日、自分たちで行く、ということになった。

  ところで、
  我々のガイド報酬、運転代行報酬は、円建てでもらえるのだろうか?
  そろそろ、気になるところ。たまに、米ドルで受け取ることがある。

  本日は、お客様は、そのドルももっていない。早い話が、
  現金の持ち合わせは、ほとんどなし。

   「いや~ん。だめでしゅ。」

  ご主人言うようには

   「郵便局に行ってくれたまえ。」

  そういうわけで、奥之院の見学終了後に、郵便局に行くことにした。
  まあ、今は、奥之院を散歩しましょう。

  お客様は、この「奥之院」のことを
 
   grave yards

とおっしゃいます。

   「墓場」 とか「墓地」 と訳しますが、

  外国の墓地ってのも、けっこう大きい。
  セメトリーと言うのでしょうかね。めっちゃでっかい。

  パリで見てきた墓地なんて、どこまでも、墓地だった。
  あれじゃ、自分の墓石にもどる幽霊も大変だろうね。

  で、こちら、高野山奥之院の墓地では、徒歩20分で、奥之院御廟。 
  何とか、パリの墓地に匹敵できる大きさだ。
  
  違う点は、お墓は、エディット・ピアフではなく、春日局のお墓。
  その他、主に、戦国武将のお墓ですね。
  
  近年、企業のお墓も目立ってきました。
  功労者は、ちゃんとお墓に入れてもらえる。
 
  さて、ご夫婦の案内は、さくらさんのガイディングにお任せして、 
  ゴタは、別の日本人グループのガイドさんの話に釘付け。
 
  面白おかしく、ガイドをされています。
  きっと地元のガイドさんなのでしょう。
  なんでもよくご存じです。

  お百度石のところでは、親切に、どこを回り歩くのかも、教えて
  もらいました。

  お百度参り、なんてのも、ガイディングできればいいですよね。
  一度、高野山は、グローバルクラブとして、研修したい場所です。

  
  だけど、阿字観体験はしない、とのことで、
  奥之院で、たっぷり時間を取ることにしました。

  【郵便局】

  奥之院見学のあとは、お金を引き出しに行きます。
  郵便局にやってきました。

  が

  閉っている。

  「なんでだろう?」

  時刻は午後3時20分。
  ここ、高野山では、3時になったら、閉るらしい。
  さくらさん、観光案内所で、お金を出せるところを聞きに行って
  くださいました。
  ご主人も、南都銀行まで行きます。二手に分かれての、
  現金の工面です。

  結局、高野山では、日曜日、あるいは、午後3時以降は、
  銀行ではなく、ファミマのATMでお金(外貨)が引き出せるらしい。

   【檀上伽藍】

  お金を出して、一安心。そのお金って、ゴタたちの本日の報酬金だからね。
  お客様のみならず、ゴタたちも安心。

  安心して、檀上伽藍に行きました。
  車を駐車場に入れて、中門から入ります。

 金堂と根本大塔は、必ず内拝する、というのが、旅行会社の指示書
  に書かれています。ゴタの仕事は、ホテルの仕事なので
  この点に関しては、ガイドに一任されています。

  御影堂、孔雀堂・・・すべてを見て回ります。
  
  ご主人、六角経蔵の法輪を回しています。
  ブッダが教えを説くことを法輪を転ずると言いますが、
  まさに、この輪を回すことで、教えを説くという功徳を
  もらえます。

  三鈷の松は、人によっては、ゲラゲラ笑って楽しんでくれる人も
  いるのですが、まじめなお客様は、笑わずに、信じて、畏敬の念
  に浸ります。きょうのお客様もそのタイプのようです。

  さくらさんの説明に聞き入っています。
  
  中国大陸から日本に向かって、三鈷を投げた。
  三鈷は、ビュ~ンと日本海を超えて、日本列島の高野山に落ちてきた。
  そしてその三鈷は、ここのこの松の枝にひっかかったということです。

   「そんなアホな」 と思う人

   「そうなんだ。」 と思う人
  
   「ははーっ」  とかしこまる人

  3番目のタイプのお人でした。ご利益がありますように。

  最後は、蛇腹路を通るといいます。
  さくらさんから、車中待機のゴタに電話連絡。
  
   「車を金剛峯寺のPに回送してたもれ。」 
  
   「了解」

  いよいよ、宿泊予定の寺院、「常喜院」に行く時がきました。
  常喜院はどこ?どこにあるの?
 
  目を凝らしてみると、常喜院は、目の前にありました。

   「あれじゃね?」

   「だよね」

  せっかくなので、車で境内に乗り入れます。

  ここで、お別れ。ガイド料金、ドライバー報酬、レンタカー料金、
  レンタカー乗り捨て料金、高速代、すべて合算で、INVOICE
  を出しました。

  46000円。クルー2名でこの値段なら、お安いお買い物でしょ。
  グローバルクラブは、外国人にやさしい団体。
  
   「また来てね。」
 
   「きっとくるよ。」

   固い握手で別れました。


   おしまい
   ゴタぴょん 


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