もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4380番:さすらいの青春(387)

2024-06-27 13:42:36 | 日記


さすらいの青春(387)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【387】————————————

  Chose  étrange,   ce  garçon,   qui  devait  être
très   jeune  et   très  fantasque,   réglait  tout  à
sa  guise   dans  le  Domaine.    Il  avait  voulu
que  la  maison  où  sa  fiancée  entrerait  ressem-
blât   à  un  palais  en  fête.   Et  pour  célébrer
la   venue  de   la  jeune  fille,   il  avait  invité
lui-même   ces   enfants   et   ces  vieilles  gens 
débonnaires.
  .                              
        
—————————(訳)—————————————

 奇妙なことには、この若者は非常に若くて、また
かなり気まぐれだったようで、屋敷内のことはすべ
て自分の気のすむように采配していた.そして若者
は自分のフィアンセが入って来る家お祭り中の宮殿
のような感じにしたいと思ったのでした.そして彼
女の居場所を作り上げるため、若者はあらかじめ、
自分で子供たちや、人のいい老人たちを招待してい
たのだった.
 
      
  
.————————《語句》————————————
     
chose étrange:奇妙なことには;
  名詞句ですが、ここは副詞句として訳します.
  英語だとstrange to say となりますが、これも
  主文の主語とは独立した不定詞句で、やはり
  副詞句です.ご納得のいかないかた、これは
  文修飾語句ですから、文末に廻して、c'était
    chose étrange, の意と考えればいいのではない
  でしょうか.     
garçon:(m) ❶男の子、少年、❷若者、青年
  花嫁をもらう人ですから❷の意味になります.
devait être très jeune:とても若い人に違いなかった.
   devait (直半過3単) < devoir [推定]
   きっと~のはずだ      
fantasque:(形) ❶気まぐれな;❷異様な、風変わりな   
réglait:(直半過3単) この文の述語動詞で、主語は
   ce garçon になります.< régler (他) 取り決める、
   合わせる、決める、調整する、調節する 
à sa guise:思うままに、好きなように
  Ses parents l'on toujours laissé agir à sa guise.
    彼(女)の両親はいつも彼(女)を好きなように振舞
  わせておいた.
domaine:(m) 家屋敷   
Il avait voulu que:(直大過去3単) < vouloir que ~
    ~であることを望む;que 以下は接続法になります.
la maison où sa fiancée entrerait:関係文中は条件法
   許嫁が入る家(過去未来)  
ressemblât:(接続法) 似てあれかし
à un palais:宮殿に
en fête:お祭りの最中の
célébrer:(他) とり行う(儀式などを)
la venue de la jeune fille:彼女の居場所
il avait invité:(直大過去3単)
    若者はあらかじめ招待しておいた.
lui-même:彼自身、
débonnaire:(形)[文章語] 温厚な、お人好しの、甘い
  .                              

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4379番:ペルル嬢(134) | トップ | 4381番:「百貨店」(9... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事