KY~。空気読めね~。・・ではなくて、危険予知。て、ことで、今回の出港の失敗を反省し、分析することにしました。
(出来事概要)
E君は、前日夜の天気予報で、波1mのち0.5m 風5~4mで、
次の日の出港を決めた。
テレビの天気予報では、北日本は、大荒れと予報されていた。
朝、玉島港内は、風波ともに弱かった。沖波止まで行くと、
ウネリが出てきたが、白波もなく、暗くて遠方の状態もよくわから
ないこともあって、K島方面へ向かう。
ウネリは、沙美沖あたりから更に強くなり、10ノット以下で、
大波の中、2時間かけて、ポイント到着。ポイントでも、ウネリ、
風強く、釣りにならなかった。
結局、朝の沖での風は10m以上で、波も1mを超えていたもよう。
(原因と対策)
1 前日夜の予報が、はずれ、朝は、10m以上の風が、沖で吹い
ていたのに朝の天候をチェックしていなかったため、気付かな
かった点に問題あり。
今後は、出航前に沖の天候を、以下のサイトでチェックするこ
と。
備讃瀬戸海上交通センター
携帯サイト
2 港内の風の状態に左右されず、沖波止から先の状況を見極め
危険を感じたら、引返すこと。それが、乗員のためにもなる。
それが、船頭の役割。
陸上の風と海上の風の強さには、相当な差があることが、あ
るので、風の予報については、上記サイトの海上の風の状況
を見ておくこと。
3 白波が出てなくても、波が大きくないとは限らない。
うねりに注意。
4 前日の予報では、風4~5mとなっていても、日本海側で大
時化とかの予報が出ている時は、瀬戸内の天候も朝までに変
わりやすいので要注意。