九州ハーモニカ連盟

 九州の先輩がこの連盟を守って20年を超えました。
ハーモニカ情報、組織の在り方など、積極的に告知していきます。

ハーモニカ修理、リードのアゲミの大切さ

2006年03月31日 | 九州ハーモニカ連盟

冬場は特に、ハーモニカプレイヤー、いや、コレクターは難儀である。とくにバルブのある、クロマチックやコードハーモニカ。

前回も言ったが、断然、ホーナー仕様のバルブが上である。二枚重ねの下の材質そのものにある。とにかく接触面が、ザラザラだからだ。鈴木はツルツル。この違いで、くっつき防止がことなるのだ。我がスズキのコードも張り替えた。大変だった。

さらに、最近生徒さんからの、吹きにくい、吸いにくい音があって・・・・・・。という質問。すると意外にも、バスとクロマチックは、特に、アゲミの角度が左右している。しかも、このアゲミとやら、個人差があって、良い間隔は、自分で調整することだ。共通のアゲミの間隔とは無い見たいです。息の強さや勢いが異なるからだ。

さらに、ハーモニカと口の角度が大いに曲がっていて(癖で)なかなか治らない。息がまっすぐに行っていないのだ。特にバスは、まっすぐ息をいれてやる必要がある。そうすれば、今までがうそ?のように、呼吸が楽になる。意外とハーモニカを曲げて、演奏している。つまり顔に対して傾きが無いこと、平行であることだ。(特にバス)

勿論、複音でも同じである。低音域は特にそうである。自分でも、その間隔を変えれば、いつもとチョッと違う音を感じる。


北九州コンサート情報です

2006年03月16日 | 九州ハーモニカ連盟

第9回北九州ハーモニカコンサート情報です。(予告です)10月22日(日)14時から。

①和谷泰扶と若き世界チャンピオン達(計4名)

②水野隆元(複音ハーモニカ)

③ザ、ノーブランズ&MIKA

複音からクロマチックまで、鶴田さん率いる、トリオの楽しい演奏。

ところで、3月18日(土)テレビBS2放送で18時から、この中のメンバー稲川君が、東京フィルバックに、最初に、(トレド)を演奏します。お見逃しなく。

この恒例、北九州コンサート、10月で、まだ先ですが、お問い合わせ先は、北九州の重鎮、後藤さんまで(093-961-4767までどうぞ、満席確実です。前売り2,500円です。(中学生以下は1,000円です)

開催場所=北九州芸術劇場大ホールです。


第12回九州定期演奏会締め切り結果です。

2006年03月08日 | 九州ハーモニカ連盟

九州ハーモ二カ連盟の第12回目、今日、会長と打ち合わせた結果、締め切った。堂々の参加結果を、早期報告いたしましす。

個人参加の部(カッコ内はアンサンブル)

福岡・・・・17名(7)

北九州・・・3名(3)

長崎・・・・・4名(1)

熊本・・・・・6名(1)

大分・・・・・7名(5)  

総計・・・・・37名(別途、佐賀・・・3、宮崎・・・1)従ってアンサンブルは21組。佐賀県の出演増加はうれしい限りです。

従って総計は58曲のエントリーです。すごい。事務局泣かせです。順序は、また例年どうり、県バランス、昨年との比較(前半、後半)で、決めて参ります。

ただ、一曲が25名と17名の編成があり、入退場、マイクレイアウト立ち位置の練習をシカと、事前指導をしていただきたい。マイクは基本8本です。コレは直接お願いすることとします。

いよいよ、定期演奏会は目の前です。しっかり準備を互いにしましょう。


珍しい演奏会開催される、あの御花で!

2006年03月08日 | 九州ハーモニカ連盟

昨夜、関西連盟の大石さんから電話があり、柳川の、あの御花で、下記の演奏会が開催されるお知らせであった。日頃関西連盟では、意見交換はじめ交流があり、お世話になっているため、早速ご案内をすることとした。

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ここ九州では、有名な柳川の川くだり、うなぎなどだが、御花でのハーモニカ演奏会は、なかなか珍しい。演奏者は中部支部の河野秀夫氏である。日本ハーモニカ芸術協会の会員で、有名な指導者でもある。そのほかケロックハーモニーズのアンサンブルも演奏される。(女性5名)

主催は佐秀会そして協賛は荒尾高等学校同窓会有志。であるが、なんと、荒尾高校、校長は、M氏で偶然我が大学時代の同級生で、昨年忘年会で飲んだばかり。

本日は後期入試とか・・・。彼にも、宣伝をして、協力をあおいだ。高校では、当日地区体育会と重なっているが、なんとか満席の一助になればと・・・・・・。

4月28日18時から。前売りは2,500円、当日3,000円、場所は御花の松濤園2階です。あのクラシックなお部屋です。さぞかし、なつかしい音が響き渡るでしょう。ドリンク付きです。

お問合せ先は、河野さん宅まで・・・090.3568.7867まで。

久留米地区、熊本、佐賀のご近所のかた、どうか、ご参加を!


愛するハーモニカのお手入れ

2006年03月02日 | 九州ハーモニカ連盟

複音ハーモニカと異なり、クロマは冬場は困る。湿気と適当なぬくもりが居るからだ。人肌の感じである。不思議で、いつものアナ(音)が詰まったり、いびつな音がしたりの相談が多い。

その原因はほとんどが、この冬対策が出来ていないからだ。金属楽器だけに、適当に吹き吸いの湿気を与えて、温める。よく使う1番から12番穴は特に念入りにおこなう。

よく使う、1、2、3番、5,6,7番はよくへばる。皆さんへ良く注意する、癖になるから、アルコールで時には、綿棒でやさしく洗う、バルブとリードの隙間に入れるのは、特に注意すること。

吸い音はリードが表、吹きは裏、バルブは逆にあるから厄介だ。ホーナーのバルブが裏面がざらざら、鈴木製はつるつる、ここがポイント。やはり伝統の差である。私は、鈴木製にもホーナー製のバルブを張っている。コードハーモニカもそうである。よく使うC,F,D,や関連するマイナー系にも。コレでぜんぜん違う、全部張替えは大変だが、その後を考えれば良い。

ホーナー指定のバルブに匹敵する材料は今ないであろう。吹き口の左右にある、クッションチューブは、魚つり屋用品やさんに、浮きをテグスにつけるための、各種サイズの透明、カラーものが販売してある、コレで充分。

清掃用品も、最近は、細かいブラシや、便利な道具がある、おいおい公開していきます。SUPER64以外は、2枚のプレートは、ねじ止めでないものも多いから、本体からはずす時は、洋食用のナイフが一番良い。釘止めであるのが、困る。穴が大きくなれば、空気漏れもあるから、ねじを大きくするか、爪楊枝を細ーく刻んで差込み、ねじで止める。何回かはコレで充分。

リード交換は、専用の、アメリカからの道具でなければ、ほとんど出来ない。そしてコレも日本では手に入らないねじのオス、メスで止める。そして角度を決める。

リードの音の確認は意外と、ペンチで端を挟んで、ピンと鳴らして、チューナーで聞くと、当たる。新発見である。付けてからでは、交換は大変。入った袋の中の、リードが指定の音とは限らない。誤っているかも?コレは本当に重宝している。

異音の場合はほとんど、汚れが影響していることが多い。糸が大半である。つまり汚れだ。

なんか、修理点検している時間は、家内からスレバ異常に見えるのでは?

我輩にとっては、楽しい時間である。原因を予測しなながら、開けていくときが至福????。そして・・・・・・・・。