九州ハーモニカ連盟

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愛するハーモニカのお手入れ

2006年03月02日 | 九州ハーモニカ連盟

複音ハーモニカと異なり、クロマは冬場は困る。湿気と適当なぬくもりが居るからだ。人肌の感じである。不思議で、いつものアナ(音)が詰まったり、いびつな音がしたりの相談が多い。

その原因はほとんどが、この冬対策が出来ていないからだ。金属楽器だけに、適当に吹き吸いの湿気を与えて、温める。よく使う1番から12番穴は特に念入りにおこなう。

よく使う、1、2、3番、5,6,7番はよくへばる。皆さんへ良く注意する、癖になるから、アルコールで時には、綿棒でやさしく洗う、バルブとリードの隙間に入れるのは、特に注意すること。

吸い音はリードが表、吹きは裏、バルブは逆にあるから厄介だ。ホーナーのバルブが裏面がざらざら、鈴木製はつるつる、ここがポイント。やはり伝統の差である。私は、鈴木製にもホーナー製のバルブを張っている。コードハーモニカもそうである。よく使うC,F,D,や関連するマイナー系にも。コレでぜんぜん違う、全部張替えは大変だが、その後を考えれば良い。

ホーナー指定のバルブに匹敵する材料は今ないであろう。吹き口の左右にある、クッションチューブは、魚つり屋用品やさんに、浮きをテグスにつけるための、各種サイズの透明、カラーものが販売してある、コレで充分。

清掃用品も、最近は、細かいブラシや、便利な道具がある、おいおい公開していきます。SUPER64以外は、2枚のプレートは、ねじ止めでないものも多いから、本体からはずす時は、洋食用のナイフが一番良い。釘止めであるのが、困る。穴が大きくなれば、空気漏れもあるから、ねじを大きくするか、爪楊枝を細ーく刻んで差込み、ねじで止める。何回かはコレで充分。

リード交換は、専用の、アメリカからの道具でなければ、ほとんど出来ない。そしてコレも日本では手に入らないねじのオス、メスで止める。そして角度を決める。

リードの音の確認は意外と、ペンチで端を挟んで、ピンと鳴らして、チューナーで聞くと、当たる。新発見である。付けてからでは、交換は大変。入った袋の中の、リードが指定の音とは限らない。誤っているかも?コレは本当に重宝している。

異音の場合はほとんど、汚れが影響していることが多い。糸が大半である。つまり汚れだ。

なんか、修理点検している時間は、家内からスレバ異常に見えるのでは?

我輩にとっては、楽しい時間である。原因を予測しなながら、開けていくときが至福????。そして・・・・・・・・。