がんばってきた…その２

Ｍの日記。
５年生の授業でバスケが楽しくて好きになったこと、入団の経緯、プレイが上手くいかない現実に続けるかやめるか葛藤していたころのこと。そんな彼女の思いが書き並べてある。
よくもこんなに長い文章を書いたものだ。気持ちがこれほど伝わってくるバスケ日記を読むのは久しぶりだ。

……　５年の時のわたしは、バスケットをただの「好き」だったと思います。
でも今はただの「好き」じゃありません。
今は５年生の時と１コ違う「好き」です。
だから、残り少ないですが、……

１コ違う『好き』。

「大好きです。今度は嘘じゃないっす。」
なんだか、そんなシーンを思い出してしまった。

日記の１か月前に子ども達に聞いてみた、バスケに出会った時と今の「バスケ好き度」。
Ｍは出会った時の２５から、その時は９５に。
彼女が言うとおり時間は短いけれど、最後までつきあってもらおう…。
卒団するときには「バスケ好き度」がフルマークの「１００」になってもらおう。


(#27)

“And if you play basketball you're my friend”
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