原谷 ミニバス通信

チームのこと、ミニバスのこと、秩父のこと…。

こんなのは子どもたちに見せられないぞ!

2010-10-14 21:42:26 | バスケ…全般
1960年代だったか、サッカーの試合結果をきっかけにエルサルバドルとホンジュラスが戦争へと突入した話は知る人も多いだろう。
しかし、この両国の戦いは単にサッカーの勝ち負けだけが原因ではなく、国境線の問題や農業移民に関することなどの背景があった。

もちろん今回の乱闘が国家間の問題になるとは考えられないが、それにしてもいただけない。
姚明のNBAでの活躍は中国国内でのバスケ人気を大きなものにしたが、単に勝ち負けに帰結してしまうのでは情けなくなる。

ニュースを聞いて、少し前に日本対中国のサッカーの試合を思い出した。まさに「カンフーサッカー」のようで、よくも我慢が出来たものだと感心した覚えがある。
今回のブラジル選手の我慢している様子も見えたが、試合開始後わずか1分16秒で中止になる試合とは一体どういうものなのか?

バスケは面白い、バスケは楽しい。
でも、その「バスケ」のあとに『勝てば』とか『相手をやっつければ』などの言葉が挟まってはいけない。

簡単に「文化の違い」「バスケの環境の違い」などとは言いたくないが、子どもたちに見せてはいけないということは、そもそも、その資格がないのではないかと考え込んでしまう…。


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“And if you play basketball you’re my friend”
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