映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

2048-個性的な狛犬

2018年08月21日 | 30秒の心象風景
 石造の狛犬には個性的なものがある。その地独特のローカルなものである。しかし、多くは限られた工房の製作によるものだろう、よく似た造形のものに出会うことのほうが多い。ある一定以上の大きさを誇る江戸時代の後期の石造狛犬にはそう感じられるものが多い。淡路の伊弉諾神宮の拝殿前に鎮座する狛犬は、播磨小野の浄土寺八幡神社の拝殿前のものによく似ている。この時代の流行があるのかもしれないが、淡路と播磨では地域が大きく異なっていると思うのだが。伊弉諾神宮の境内を移動していると西側の入り口にも狛犬があった。こちらは江戸時代のものではなさそうだが、どこかで見たことがある古風な感じを受ける。天橋立の籠神社にある文化財指定の狛犬を思い出した。新たな模刻なのだろうか。

30秒の心象風景12528・古風な造形~伊弉諾神宮狛犬~
https://youtu.be/Fw5yJTwIdxo
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