映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4437-暁月

2024年10月02日 | 30秒の心象風景

  天気予報で快晴らしいと知り、早朝の暗い時刻から、いつもの撮影ポイントに向かったのです。想定通り、東の空は薄明かりです。そこに、極めて細い月が懸かっていました。この季節、この時刻にしか出会えないものと感じて早速撮影を始めて見ると、細い月の輝いている部分以外のところが薄暗く丸く見えるのです。月齢を見るとこれから新月に向かう消えいる月でした。今見えているこの細い月も、あとわずかで上ってくる太陽の光でよくわからなくなるのでしょう。今だけの風景です。

 

 

30秒の心象風景28922・暁月~東の空~
https://youtu.be/woLDbXNVvsc


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4436-広重の木曽海道六拾九次

2024年10月01日 | 30秒の心象風景

広重と渓斎英泉が分担した木曽海道六拾九次のうち、広重の作品のみを映像編集しながら楽しんできました。36作目になるのが、62番の酔ケ井です。 61の柏原から、近江路に入っていて、美濃路以前とは異なる穏やかな風景が続いています。酔ケ井は、醒井とされるようですが、広重は醒ではなく酔を当てています。日本武尊という古代の武人の伝説が残る地で、『木曾路名所図会』には三水四石の名所として「日本武尊居寤の清水」「十王水」「西行水」「日本武尊腰掛石」「蟹石」「くらかけ石」「明神影向石」が記されているようです。

 

 

30秒の心象風景28900・酔ケ井~広重の木曽海道六拾九次~
https://youtu.be/HZawwaoqnTs


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4435-特定外来生物

2024年09月30日 | 30秒の心象風景

   特定外来生物について調べてみると、哺乳類で25種類、鳥類で7種類、ハ虫類で22種類、両生類で18種類、魚類で26種類、昆虫で27種類、甲殻類で6種類、クモ・サソリ類で7種類、軟体動物などで5種類、そして植物では19種ありました。「外来生物法のの目的は、特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止し、生物の多様性の確保、人の生命・身体の保護、農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、国民生活の安定向上に資することです。」「そのために、問題を引き起こす海外起源の外来生物を特定外来生物として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行うこととしています。」とありました。アレチウリは駆除対象の植物ということになります。野草の茂る草むらを覆っていたのは、クズとアレチウリです。この季節になるとアレチウリの方が優勢になっているようです。

 

 

30秒の心象風景28905・特定外来生物~アレチウリ~
https://youtu.be/chbbMMZd68Y


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4434-最長乗車時間の列車

2024年09月29日 | 30秒の心象風景

  広島県の糸崎を18:55に出発する電車に乗り姫路まで戻ります。今回の3泊4日の旅では、最長の乗車時間になると思える列車移動です。各駅停車で36駅、広島県から岡山県を通り過ぎて、兵庫県の姫路までです。広島県の尾道・東尾道・松永・備後赤坂・福山・東福山・大門、そして岡山県に入り、笠岡・里庄・鴨方・金光・新倉敷・西阿知・倉敷・中庄・庭瀬・北長瀬・岡山・西川原・高島・東岡山・上道・瀬戸・万富・熊山・和気・吉永・三石、兵庫県に入ると、上郡・有年・相生・竜野・網干・はりま勝原・英賀保と続き、36駅目が終着の姫路で、21:54の到着になります。ほぼ3時間という乗車時間です。夜になり車窓の風景も見どころが少なく、居眠りしながらの列車旅になりました。

 

30秒の心象風景28898・糸崎で乗り換え~JR山陽本線~
https://youtu.be/7Ts4ZMF9xNo


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4433-日の出前

2024年09月28日 | 30秒の心象風景

 久々に出かけた早朝の野外撮影は、日の出前の水辺から始まりました。季節が進み太陽の位置がかなり南の方向に変わっています。明るくなった山の端が市川の水面を照らすのですが、その場所が数ヶ月前とは異なっているのです。水辺の低木の影は静かなさざ波でわずかに揺れながらも、倒立する姿をはっきりとさせています。日の出までの薄暗い時刻ですが、はや活動を始めている水鳥がいます。カルガモです。小さな群れには、まだ眠っているものがいますが、静かに水面に泳ぎだしたものが数羽見えます。

 

 


30秒の心象風景28886・日の出前~カルガモ~
https://youtu.be/Z88dmHZSQ30


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4432-厳島神社五重塔

2024年09月27日 | 30秒の心象風景

 厳島神社は3度目の来訪になります。これまで近づく時間的余裕がなかった五重塔ですが、今回は塔の真下まで石段を上ってきました。神社といいながら、五重塔や多宝塔が見える宮島です。千畳閣の隣に建つ五重塔は、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。高さは27.6メートルあるようです。案内板には応永14年(1407年)に建立されたものと記されています。明治時代の神仏分離によって、本尊の釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩の仏像が大願寺へ移されています。仏塔が取り壊されなかったのは幸いです。今では重要文化財の指定を受け、大切に守られているようです。

 


30秒の心象風景28867・五重塔へ~厳島神社~
https://youtu.be/TlAbSrBw-Co


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4431-アレチウリ

2024年09月26日 | 30秒の心象風景

 空き地の雑草が茂る場所が撮影のメインフィールドです。野草や昆虫の観察と撮影のフィールドワークの一つのポイントになっている場所です。定期的に刈り込みが行われる場所で、年によって繁茂する野草の種類が微妙に変化しています。しかし、概ね同じ場所で同じ種の花に出会うことができます。草刈り後に刈り残された小型の野草はすぐに小さな花を咲かせます。しかし、そんな花たちを覆い尽くしてしまうのがクズです。久し振りに訪れると一面クズだらけです。ところが、暑い夏を過ぎたこの季節になると、今度はアレチウリが一面を覆っています。地味な花ですが、その数は多いです。その花には多くの虫たちが集まってきます。厄介者はスズメバチです。アシナガバチの仲間もやって来ます。アレチウリに近づくのは注意が必要です。そんなハチがいないことを確認して撮影できたのは、ミツバチでした。

 

 


30秒の心象風景28874・アレチウリの花に~ミツバチ~
https://youtu.be/KUJyNFDfQsM


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4430-昆虫の撮影

2024年09月25日 | 30秒の心象風景

   長く続いた猛暑もようやく収まり、野外で撮影できるようになりました。久し振りのフィールドワークで、観察眼と集中力が戻るにはやや時間が必要でした。虫たちをなかなか見つけることができません。最初の30分間では、秋らしい花に気づいただけで、そこにいたであろう虫たちは見えていません。最初に見えたのは、嫌な思い出のあるアシナガバチの仲間で、これは、不用意に近づくと危険なので撮影どころではありません。今回も、こちらに向かってきたので、急いでその場を離れるという出会いです。その後、ようやく、動きの少ない虫たちにも気づくようになって、馴染みの虫たちが見えてきました。何とガードレールの上にコガネムシの仲間、ハナムグリがとまっていたのです。なぜこんな所にと思いながらも、近づきやすく撮影しやすい場所だったので、長くとどまって映像収録も楽しめました。ようやく観察眼と集中力も戻ってきたのでしょう。

 

30秒の心象風景28863・こんなところで~コアオハナムグリ~
https://youtu.be/_BFZfDSPV1o


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4429-宮島フェリー

2024年09月24日 | 30秒の心象風景

  船と鉄道そしてバスによる西日本旅行で、最後の船の旅です。初日は神戸から、新門司港までの瀬戸内海を阪九フェリーの船中泊で始まりました。2日目は、北九州を巡り、若戸渡船で戸畑から若松まで、約3分の小さな短い旅です。その間利用した鉄道は、門司港での観光トロッコ列車が特別で、それ以外はJR九州の鹿児島本線と筑豊本線になります。そして、宿泊したホテルまではバス利用となり、九州では北九州市営バス、山口県では防長バスです。また岩国の錦帯橋へは岩国バスでした。最終日にJR山陽本線で宮島口まできたところで、最後の船旅となるJR宮島フェリーです。訪れた時刻は満潮で、厳島神社も大鳥居も水中に浮かぶ姿でした。

 

 

30秒の心象風景28849・観光案内~宮島フェリー~
https://youtu.be/-yT8waG3GwE

 

 

30秒の心象風景28850・観光案内 2~宮島フェリー~
https://youtu.be/vQPFcz1OzGM


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4428-宮島訪問税券

2024年09月23日 | 30秒の心象風景

  廿日市市のwebページには次のように記されています。{「住んでよし、訪れてよし」の持続可能な観光地域づくりの実現に向け、宮島への多くの観光客などの来訪により、発生・増幅する行政需要の経費(財政需要)の一部を、宮島への訪問者の皆さんにもご負担頂くこととし、令和5年10月1日から地方税法第5条第3項に基づく法定外普通税として宮島訪問税の徴収を始めます。}今回の旅行では、観光客はどのようにして支払うのか、そして税額が問題でしたが、Webサイトの説明では、訪問者が宮島を訪問(入域)するごとに1人1回 100円とあります。そして、旅客船舶(フェリーや貸し切り船など)を利用して宮島を訪問(入域)する場合は、運賃などに税を上乗せして船舶運航事業者が徴収します。ところが、今回は青春18切符で乗船のため、税だけを支払うことになります。そのような利用者のために、自動券売機がありました。鉄道の券売機と同じような設備があって、納税できるようになっていました。

 

30秒の心象風景28843・宮島訪問税券~フェリー乗り場~
https://youtu.be/Za-aqIzboA8


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