映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4410-帰り水

2024年09月05日 | 30秒の心象風景

 帰り水と記された看板のある古い水道の蛇口があります。その看板には、次のように記されています。『この水道(水呑處)は駅が開設(大正3=1914年)された頃に設置されたもので、以来、旅行者に門司の「おいしい水」を供給し続けています。とくに、戦前の海外旅行者をはじめ終戦後の復員や引揚の人達が、門司に上陸して安堵の思いで喉を潤したところから、(誰言うとなく)「帰り水」とよばれる様になりました。』駅舎として初めて国の重要文化財に指定されたJR門司港駅の構内にある水飲み場です。当時のまま残され、100年以上にわたり現役で稼働しているようです。支柱に 真鍮製の蛇口が二つ付いた蛇口で、飲み水としてだけではなく、古くは蒸気機関車の煙による顔や手の汚れを落とす洗い場としても利用されていたようです。

 

 

30秒の心象風景28686・帰り水~JR門司港駅~

https://youtu.be/E8wqNIj_kHE

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