折尾駅で列車を待っていると入って来たのが印象的な頭部を持つ車両です。停車した車両の壁面にはSONIC883とありました。他では見ない印象に残るデザインの車両で、名前も、その表記も普通の列車とは異なる遊び心を感じさせるものでした。Web上の情報を探ると車両デザインは水戸岡鋭治が手掛たもので、名前のSONICとは「音速の」という意味があるようです。1995年10月1日にグッドデザイン商品に選定され、1996年(平成8年)5月31日にブルーリボン賞を、6月21日にはブルネル賞長距離部門で大賞を受賞しています。日豊本線系統の特急の輸送改善と速達化を目的として製造された車両のようです。1995にグッドデザイン商品に選定されてから、既に30年近い車両ですが、私には、今でも斬新な印象があります。
30秒の心象風景28641・SONIC883~折尾駅~
https://youtu.be/_brf-PmGaoM